こんにちは。nana(@nana_in_nz)です。
2016年1月、大好きな妹の結婚式があり一時帰国しました。
その式は、人を喜ばせるのが大好きなうちのファミリーらしく、サプライズが盛りだくさん。
笑顔あふれる素敵な式で、姉として言葉では表せないほど嬉しくて幸せな気持ちでいっぱいです。
素敵なサプライズがいっぱいだったので、これから結婚式を挙げる方がサプライズの参考になったらいいなと思います。
妹夫婦が盛り込んだサプライズ
挙式の結婚保証人
挙式に参列した人は、まずここでひとつめのサプライズ。
わたしの恋人であるドイツ人のCさんが、結婚保証人として結婚誓約書のサインを書きました。
この役割は、多くのケースは親しい友人であるとのこと。
わたしも一度親友の結婚式でこの役を任されたことがあるけれど、その結婚保証人に姉の恋人が大抜擢。
結婚保証人は式の最中とくに紹介などされないので、何も知らずに参列した人はきっと「あの背の高い外国人はだれ?教会の人?」と思った人もいるはず。
ファーストバイトのお手本
ケーキはとっても可愛くて、4色のロールケーキがたくさん並んでいました。
一番上には、愛犬のポンちゃんととチビちゃんがいます。
ケーキをカットしたら、ファーストバイトです。
と、ここで、いとこ夫婦を指名して「ファーストバイトのお手本をお願いします!」とのサプライズ。
・・・あれ、サプライズだったはずが、彼らはまるで知っていたかのようにノリノリで高砂へ向かい、しっかりお手本をみせてくれました(笑)
さらに、食べさせあっこしたあともモグモグと美味しそうにケーキを頬張っていました。
あとで聞いたら、彼ら「ファーストバイトのお手本」として指名された経験があるそう。
ファーストバイトのお手本に何度も指名される素敵な夫婦っていいですね。
突然の新婦中座
新郎新婦が披露宴の打ち合わせをした際、中座は同時にというプランでした。
ここで、新婦である妹と母からいくつかのサプライズがありました。
新婦である妹が先に中座、一緒に退場するのは新婦の友人二人でした。
仕掛けられた相手は、新婦と一緒に退場を命ぜられた新婦の友人二人と本当は先に中座するはずだった新郎です。
キョトンとする新郎、はしゃぎながらも嬉しそうな友人たち。
仕掛け人である妹は、超ご機嫌なスマイルで大好きなお友だちと退場して行きました。
残された新郎、新郎が一緒に退場するのは、新郎のお母さん。
そう、ここにもうひとり、サプライズを仕掛けられた人がいますね。
新婦の妹と母が、とっても仲良しな新郎と新郎のお母さんへ用意したサプライズ。
二人とも本当に驚いていたようでした。
一緒に退場したことは、二人にとって一生の思い出だと思う!
兄弟姉妹との再入場…総入れ替え?!
よく中座の退場で兄弟姉妹と一緒というのはあるけれど、「普通じゃつまらない。」という妹と母が考案したのは「兄弟姉妹との入場」。
新郎と新婦が別々の入り口から再入場です。
それでもまだ面白みがないんじゃない?
ということで、なんと・・・。
新郎新婦の兄弟姉妹が入れ替わった入場!!
新郎は新婦の姉妹と共にサイドの階段から入場、新婦は新郎の兄弟と共に正面から入場。
こんな入場をて、みんなで中央に集合。
両家・もしくはどちらかの兄弟構成を把握している人から「えぇっ??!」という声が漏れていたのは当たり前でしょう。
誰もが予想しなかった展開。
お互いの家族との仲が良くないとできないことだから、こんな再入場ができて幸せ。
新婦から両親へのお手紙、そのあとに
お決まりの、新婦から両親へ向けたお手紙、そして新郎からの挨拶…と思いきや。
新郎からご両親へのお手紙。
新郎は、新婦のお手紙のあとということもあって1行目で涙いっぱい。
黙って立っていられず、新郎のマイクを持つために新郎の横へ立つのは、同じく涙でいっぱいの新婦の父。
このシーン、すごく泣けるなぁと思った。
そう思いながら、みんながウルウルしているなか、一生懸命デザートの溶けかけのアイスクリームを食べていたわたし。
向かえに座っているウルウルした妹と目があって、「おねーちゃんっ」と言われて二人で吹き出した。
新郎はよくうちに遊びに来ているし、わたしやばあちゃんも一緒に遊びに連れてってくれたりして、本当にうちの家族と仲が良いし素敵な家族…。
そんな新郎が男泣きしている姿を見て、パパは手を差し伸べずにはいられなかったんだろうな。
そういうパパでよかった。
なんて思っていたのです。
新郎から新婦へのプロポーズ
実は正式にプロポーズしていなかたらしい。
だから、一生懸命お手紙を書いて、妹の大好きな黄色い花束を抱えて、披露宴の最後にプロポーズをしてくれました。
黄色は、妹の好きな色。
というか、妹の大好きな関ジャニの亮ちゃんのイメージカラー。
(こういう好きなものに影響されるところ、わたしとそっくり。)
自分が仕掛けてばかりだと思っていた妹も、これにはビックリ。
新郎新婦がお互いにサプライズし合うなんて、とっても仲良しで嬉しい限りです。
諦めたはずのやりたかった花火は、サプライズプレゼント
プロポーズが終わるか終わらないか、新郎が花束を差し出して新婦が受け取った時でした。
高砂の両サイドから小さな花火が上がりました。
会場はワァーっと盛り上がります。
これは、なんと新郎の職場(妹も以前働いていたところ)からの二人へのサプライズプレゼント。
実は、二人の式のプランにはなかった花火でした。
「やりたいね」って言う話もしていたけれど、予算の都合でやめることにした花火だったんです。
それがどうして?と、新郎新婦が最後に驚かされた瞬間でした。
番外編 こんなサプライズまで
誰も予想していなかった、計画外のサプライズもありました。
ノロウイルス
花火のサプライズをしてくださった職場の皆さんは出席予定だったのですが、直前に職場内でノロウイルスが流行してしまったため、出席できなくなってしまいました。
とても残念だったけれど、皆さんが二人を祝福してくれていることで会場にとても良い笑顔が溢れ、あたたかさでいっぱいの結びとなったのは言うまでもありません。
結婚式の前、新郎新婦以外にも体調不良に気をつけましょう!
ぼくのなまえは?
お互いのいとこの子どもたちに、フラワーボーイなどをお願いしていた二人。
「あれ、新婦側のいとこの子がいない?」
「◯◯なら、ここにいるよ?」
「でもここにいるのは新郎のいとこだけだよ?」
なんと、両家のいとこ同士で苗字含めて一文字違いの名前のちびっ子がいたのです。
ちびっ子だから名前を全部ひらがなで書くから、紛らわしかったね。
ふたりとゲストが一緒に楽しめる素敵な結婚式
サプライズがあると結婚式が盛り上がりますよね。
仲良しのお友だち、ご家族だけでなくゲスト全員も一緒に楽しめるたくさんのサプライズが詰まった結婚式でした。
結婚式で使えるサプライズは、日常の「喜んでもらいたいな」という気持ちからアイディアが生まれるのかもしれません。
最高の時間をありがとう
周りの人に愛情いっぱいに接してきた妹と旦那様であることがよーくわかりました。
二人だからできた、この素晴らしい式。
その式をゲストとして一緒に作りあげることができ、一緒に過ごすことができたことに心からありがとう。
姉としてこんなに幸せなことってあるんだろうか。
いつまでも笑顔の絶えない二人で。
いつまでも仲良しな二人で。
いつまでもお互いに大切にして素敵な時を刻んでいってほしいものです。
with LOVE, nana