Working Holiday

ワーホリで「日本人とつるまない方がいい」は本当?2カ国を経験して思うこと

こんにちは。2カ国合計約3年間のワーホリを経験したnana(@nanapekota)です。

 

ワーホリへ行っても、なかなか英語が話せるようにならないのではないか…そんな不安を抱えていませんか?

ワーキングホリデーや留学へ行って英語を話せるようになるコツとして「日本人とつるまないこと」という情報を見かけることもあるでしょう。

 

果たして、日本人とつるまないことは本当に良いことなのでしょうか。

日本人を避けたがる日本人?

同じ国から来て同じ言語を話すのですから、それだけコミュニケーションがラクにできることは目に見えています。

なのになぜ、日本人が日本人を避けたがるのでしょうか?

 

よく聞く主な理由はこのふたつ。

  • 日本人同士でいると、英語が伸びない
  • 日本人同士は幅広いつながりがあるので、噂話がこわい

気の合う人、合わない人はどこにでもいるものです。

 

日本にいる日本人でも生理的に受け付けない人はいるし、ブラジル人と趣味が一緒で話が合うこともあるでしょう。

「日本人だから」という理由だけで日本人を避けるだなんて食わず嫌いと同じようなものです。

 

そしてそういう人に限って、日本人の友だちしか出来ないなんて例も多く見てきました。

皮肉なことに「日本人を避けたい」という気持ちが強い似た者同士が集まるからなのかもしれません。

日本人と仲良くなるメリット

コミュニケーションがしやすい

母国語が同じで文化もよく似ているので(地域によって多少は違いますが)、簡単にコミュニケーションを取ることが出来ます。

必要な情報がシェアされやすい

日本への帰国が近くなっているときに「ニュージーランド航空がセールをやっていたよ!」などといった情報は、日本人がよく知っていますよね。

また為替レートが大きく変わったときや日本での事件や事故のことなどはよくシェアしています。

困ったときに助けてくれる

現地に長く住んでいる人や自分より先にワーホリを始めた人などがたくさんいます。

経験談から様々なアドバイスをしてくれたり、なにかあると「力になるよ」と手を差し伸べてくれたりします。

好きな芸能人の話ができる

もしあなたが特定の日本の芸能人や歌手をひいきにしているのであれば、好きなことについてお話できるのはとても嬉しいと思います。

 

わたしの場合、同年代の日本人ならほとんど誰もが知っている浜崎あゆみさん。

海外でもあゆちゃんの話ができるのは嬉しいですね。

 

ニュージーランドではわたしのような病気並みのファンにはまだ出会えていません。

※追記 2019年、ついに出会えました!

nana
nana
あゆちゃんが大好きなキウイの方とお友だちになりました!

 

日本人はだいたいあゆちゃんの曲は数曲知っていますし、アジア圏の方は知っている方もいるのでそれだけでハッピー!

日本人と仲良くなって気をつけたいこと

噂が光ファイバー並のスピードで広がる

日本人同士は色々なところで繋がっているので、噂は本当に瞬時に広まります。

「昨日◯◯にいたよね?」→「なんで知ってるのー?」という会話もよく耳にします。

とくに気にする必要もないですが、こういう事実があるということです。

自分自身が付き合っていきたい人を選ぶ

一人の日本人と知り合うと次々と日本人の知り合いが増えていくことでしょう。

グループに所属すると、よりたくさんの日本人と関わることになります。

 

わたしはよさこいソーランのグループに所属していますが、グループのメンバーやイベントでたくさんの日本人と知り合いました。

その中でも、魅力的だなと感じた人や居心地がいいなと感じた人たちとは特に深く関わっていくようにしています。

 

苦手な人がいる場合もあるかもしれませんね。

そういった場合にはそっと離れることも問題ないと思います。

あなたのワーホリの目的は何?

あなたがワーホリをする目的は何でしょうか。

まずはここをハッキリとさせましょう。

  • きれいな景色をたくさん眺めるため?
  • 世界観を広げるため?
  • 休暇として海外でのんびりするため?

 

「短期間でビジネスレベルの英会話を身に着けたい!」として学校へ通う場合もあります。

そうであれば、日本語を一切使わない環境で自分を追い込むのもひとつの手かもしれません。

 

そういう人って実は日本人の知り合いと上手に付き合っているんですよね。

 

たとえば今は英語がペラペラの日本人があなたと同じ道を辿っていたとしたら、きっとあなたにアドバイスや励ましの言葉をかけてくれるでしょう。

たとえばあなたと同じ目標を持った日本人があなたと同じ時期にスタートしたら、お互いに負けないようにと闘志を燃やしながらゴールに向かうことができるでしょう。

 

そういった温かさや仲間がいることはモチベーションを上げることにも繋がるのです。

わたしの経験談

オーストラリアでファームの仕事を探したときに力になってくれたのは、最初の街で同じシェアハウスに住んでいた日本人でした。

初めは自力で探したストロベリーファームへ行きましたが、全く稼げなくて(働いているのに貯金が減る!!)途方にくれていたのです。

 

そんなとき「nanaさん、そっちどうですか?こっちは今お仕事見つけやすいかも。」と連絡をくれたことがきっかけで移動したバナナファーム。

そこでは毎週$700以上稼ぐことができました。

その村でできた友人は、日本人は他の国含めて今でも連絡を取り合う人がたくさんいます。

 

オーストラリア ワーホリ ファームのお仕事を写真とともに大公開! Tully 3 〜バナナ編〜タリーでは真っ黒に焼けていたnana(@nanapekota)です。 オーストラリアのワーホリのうち13ヶ月をTullyというバナ...

 

まとめ 日本人とつるむかどうかが問題ではない

ワーホリを経験した人は「日本人とは出来るだけ関わらないようにした方がいいよ。」とアドバイスをしたがるかもしれません。

 

でも自分が興味のある人・もっと知りたいと思った人・キラキラ輝いている人がいたら、どんどん積極的に関わりたいと思いませんか?

ワーキングホリデーの最中に出会った日本人同士のカップルが結婚するという話もたくさんあります。

 

日本人でもそうでなくても、あなたが一緒にいたい人を自分で選ぶのです。

「日本人とつるまない方がいい」と言って、目の前にいるあなたに手を差し伸べようとしている人を見逃すかどうか。

 

それもあなたの選択次第です。

素敵な出会いを、大切に。

 

 

with LOVE, nana