こんにちは。nana(@nana_in_nz)です。
「最北端」だとか、そういった果ての地になぜか足を運んでみたくなりますよね。わたしも例に漏れず、そういった景色を眺めて見たいと思う人です。
そこで、ニュージーランドの最北端の地レインガ岬(Cape Reinga)を訪れてみました。果たしてニュージーランドの最北端はどんな景色だったのか…
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オークランドから北島最北端までの道のり
わたしたちはニュージーランドで一番人口の多いオークランドという街に住んでいます。オークランドからスタートし、レインガ岬までは車で5時間半。
せっかくオークランドから時間をかけて行くので、最北端の地以外にも訪れてみることにしました。オークランドとレインガ岬の中間あたりにあるワンガレイ(Whangarei)という街に宿を予約し、そこを起点にしました。
オークランドからワンガレイまで
オークランドからワンガレイまでにもビーチがきれいな場所や観光できるところがいくつかあります。わたしたちが立ち寄ったのは二箇所。
・オレワ(Orewa)ビーチ。
オークランドの中心部から北に向かって30分ほど走ります。ここでさっそく休憩しました。ちょっとビーチをぷらぷら歩きます。
オレワビーチは波が少なく遠浅の海でした。小さいお子さんを連れて遊んでいる家族が多かったです。
・ワイプ(Waipu)
さらに北へ1時間半走ります。(渋滞だったのでもっとかかりました。)ビーチが近いかなと思って高速道路を降りたのですが、一般道をしばらく走る羽目になりました。
やっとの思いでビーチに着いて車のドアを開けると、潮の匂いがツンとします。この写真では奥のほうの海水が茶色く見えますが、これ実は、海藻の色なのです!
ワンガレイはこんなところ
ワンガレイは空港もある大きな都市です。わたしたちはここに宿を予約して、ワンガレイを拠点に観光しました。
スーパーマーケットも遅くまで開いているし、ケンタッキーフライドチキンもマクドナルドもあります。
なんにも調べずに行き当たりばったりのでわたしたちは、地図でWhangarei Headという岬を見つけたので夕日が見れるといいな〜と言って向かってみます。
夕日が沈む頃、Whangarei Headに到着!
・・・だけど
夕日が見えない。笑
夕日はわたしたちの背中にありました。しかし、ちょっと急いで来た道を戻ってみます。
間に合った!Whangarei Headでちょっとガッカリしつつも自分たちの計画性のなさに大爆笑していたのですが、Cが途中の海沿いで見れそうな場所があると思いついて、夕日が沈んでいくところを見ることができました。
ワンガレイからレインガ岬まで
翌日、朝ワンガレイを出発してレインガ岬へ向かいます。この距離が意外と長いんです。約3時間半〜4時間。ひたすら峠を越えて走ります。
ずっとずっとこの景色なのですが、その向こうには絶景が広がっていると信じて走っていくのみ。
ワンガレイからレインガ岬へ行く途中にカイタイア(Kaitaia)という町があります。ここからレインガ岬まで110kmありますが、お店やガソリンスタンドがあるここまでです。この町を通り過ぎると給油ができませんので、ここでしっかりペトロチェック!(ニュージーランドではガソリンのことをペトロ(Petrol)といいます。)
ところで、レインガ岬の語源はマオリ語で「飛び立つ場所」と言う意味レインガ岬(ケープ・レインガ)は死者の魂が伝説の故郷ハワイキへ向かって旅立つ場所とされ、マオリの聖地になっています。
レインガ岬からの景色
ニュージーランドの北の端、南太平洋とタスマン海に突き出たレインガ岬。ふたつの海がぶつかり合う潮の流れを見られる場所です。どんな絶景が待っているのでしょうか。
ここは、たどり着く一歩手前のところです。ここでも車を止めて写真を撮る人もたくさんいて、「わぁ〜」という声もこの時点で聞こえてきます。
そこから1分足らずで目的地レインガ岬に到着!
駐車場に車を止めたら、その先は歩いて向かいます。観光地なので遊歩道になっているため、スニーカーじゃなくても大丈夫。
わたしはしまむらのマキシスカートでしたが、まったく問題なく岬の端まで行けました。小さい子どもやお年寄りの姿もありました。
この日は大晦日でしたが、多くの観光客で賑わっていました。本当に良いお天気です。海と空と青色が好きなわたしじゃなくとも、この景色を見に来てよかったと思えるでしょう。
この写真の右の中央あたりに小さく白い灯台があるのですが、お分かりいただけますか?
あの灯台を目指します!
たどり着く直前に遊ぶわたしたち。
レインガ岬の先端に到着!海の青のグラデーションが空の青のグラデーションと繋がって「自然の青」に魅せられます。
ここから東京まで、8475km!(「あゆちゃーん、カウントダウンライブ楽しんでね!」と心のなかで叫びました。)
旅のお供、サマー。イルカなので、海を見て喜んでくれているでしょうか。
こんなに大きなテディベアを連れているカップルもいました。背負い方が雑ですが、この日は暑かったので仕方がないですね。
何故か魅せられる「端っこ」の景色。それはやはり、海と空が混じり合う青のコンビネーションに魅せられるからではないでしょうか。似たような景色を過去に見ていても、どれもちがう景色でどの瞬間もちがう。そして自然の壮大さに息を呑む。
この体験は、何度しても消化されていくことはないのだろうと思います。だからわたしはきれいな景色を見るために旅行へ行くのです。
忘れずに持っていきたいもの
長時間のドライブとニュージーランドの強い日差し。これらに快適さを奪われないためにも、必要なものを忘れずにバッグに詰め込んでいきましょう。
- 日焼け止め
ニュージーランドの日差しはかなり強いです。ドライブ中も油断大敵です。色が黒くなるのが問題なくても、日差しに当たりっぱなしだとヤケドのおそれもあります。顔だけじゃなく、しっかりお肌を守りましょう。耳にも塗り忘れないように!!
- 帽子
理由は上記と同じです。頭にガツンと日差しが来ると立ちくらみなども起きやすくなります。日本より遥かに強い日差しを甘く見てはいけません。
- サングラス
こちらも日差しが強いためです。眩しいだけじゃなくて目が傷む原因となります。ファッションのためだけではなく、ご自身の目を守るために必要ですのでお忘れなく。
- お菓子
ドライブと言えばお菓子ですよね?疲れも出てくるので甘いものもいいですね。でも、チョコレートは溶けます!クーラーボックスに入れるか、チョコレート味のビスケットなどにしておきましょう。
- お水
水分補給も必須です。日差しが強くなくて気持ちよく暑いときは水分補給を怠りがちなので要注意。ステンレスボトルを持っていけば、いつでもひんやり冷たいお水を飲めます。
準備万全でNZ最北端へ!
この写真が、一番上でモザイクをかけていたものです。モザイク無しでも、あまり変わりませんね。笑 それだけ、青が一面に広がった景色ということです。
二つの海の潮の合流点を見られるニュージーランドの最北端、その目で見られたときはきっと感激することでしょう。持ち物もしっかりと準備して、旅を快適に。
素晴らしい青のグラデーションをあなたの目でお楽しみください。
with LOVE, nana