こんにちは。nana(@nana_in_nz)です。
先日、興味深い二つの記事を読みました。
二つの記事を読んだうえで、自分は今幸せなのか?と改めて考えてみました。
上記のお二人とわたしの違う点は、日本が嫌なわけではなかったという点です。
日本にいるとあゆちゃんのライブには行けるし、職場には尊敬できる上司と遊びを全力で楽しめる仲間がいました。
オーストラリアで約2年間過ごした後、現在(2016年12月)はニュージーランド2年め、海外生活は合計4年目です。
日本での生活が充実していたのに海外へ飛び出したわたしは、はたして幸せなのでしょうか?
日本が嫌いじゃないから飛び出せた
日本では、生活に不自由なことはありません。
日本人だから言葉は全部わかるし、日本の技術はどれも最先端。
美味しいスープカレーもあったかい温泉もあるし、コスパ最強のユニクロもあります。
10年以上愛用しているオルビスのクレンジングリキッドも日本じゃなきゃ買えません。
なにより、大好きなあゆちゃんがいます。
オーストラリアへ行くと決めたとき、正直先のことなど何も考えずにいました。
ただただ、オーストラリアの景色を楽しみたいと思っていました。
いつでも安心して帰ってこられるあたたかい場所があったから、外国へ飛び出すことに抵抗がなかったのかもしれません。
わたしは日本人。日本にはいつだって帰ってくることが出来るのです。
夢を叶えるのは難しくない
オーストラリアへ飛び出した理由はたったひとつ。
小さい頃から憧れていた景色を見てみたかったからです。
写真やテレビでしか見たことがない雄大な自然を自分の目で見てみたいという思いです。
その夢って実は簡単に叶うものだったのです。
オーストラリアへ行くだけ!(ワーホリじゃなくて旅行でもいいじゃん、という声も聞こえてきそうですが…)
この小さな夢が叶っていくことに味を占めました。
夢をたくさん叶えていきたい、やりたいことは全部やりたい、と思うようになったのです。
価値観が広がる
今まで「これはこう!」と思っていたことが、国が変わると全然違ったりします。
特にワーホリで行ける国は、他の国からもワーホリや旅行で訪れている人が多いです。
様々な国の文化や言語に触れられるので自分の中にあった常識が覆ることもあるのですが、それが面白い。
わたしにとってこれはとても刺激的。
いつも一緒にいるパートナーのCさんとの間でさえ、未だに新しい価値観の違いを発見したりします。
好きなことが明確になる
浜崎あゆみ
しつこくてごめんなさい。彼女はわたしの生きる源。
初めてニュージーランドに入国して1ヶ月後に、ライブのために一時帰国するほど好きです。
文を書くこと
海外生活中に、「お友だちや家族にわたし生活を知ってもらい、元気にしていると伝えたい」という気持ちから始めたMY STORY(元ブログタイトル)。
ただの日記でしたが、書くことはとても楽しく、時間を忘れて書いてしまいます。
文字を書くこと
書道が好きです。
好きなことで誰かが喜んでくれるというのは非常に嬉しいことです。
実際にそれをカタチに出来たとき、これが本当に好きなことだと改めて感じました。
ひとつの出会いが未来を変える
わたしが今も海外生活を続けている大きな理由はあるひとつの出会いです。
日本にいたら出会えなかったであろう人たちに出会いました。
日本人同士でも、日本で出会ってもすれ違うだけであろう人と仲良くなりました。
そして、ブログを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、わたしはオーストラリアで今のパートナーCさんと出会いました。
だから、今も海外生活をしている
大切な人が隣りにいるという日常がどれだけ有難く、日々を潤わせ、心を癒やしてくれているのか。
そのことを、Cさんが教えてくれています。
Cさんが隣りにいることで、わたしの心はより自由になり、好きなことができます。
こんなに毎日一緒にいても一瞬たりとも飽きることなく居られる人がいるのだと知ったのです。
そんな二人が一緒に生活できる国を選びました。
Cさんはドイツ人、日本語レベルは・・・
わたしは日本人、ドイツ語レベルは・・・
こんな状態なのでお互いの国へ行ってもどっちにも負担がかかって大変だろうと判断し、英語圏の国を選びました。
オーストラリアはワーホリビザを使ってしまったので、残った英語圏の中から将来的なビザの取りやすさや自然の雄大さなどを考慮してニュージーランドへ。
けっきょく海外生活って幸せなの?
何が自分にとって幸せなのか、どんな状況をもって幸せといえるのか。
わたしにとって海外生活をしている理由は、大切な人が隣りにいてくれていることに限ると言っても過言ではありません。
もしそうでなければ、日本で美味しいスープカレーを食べてあったかい温泉にゆっくり浸かります。
ゆっくりとお風呂に入ってからアイスを食べるし、大好きなあゆちゃんのライブにも、もっともっと足を運ぶでしょう。
でもね、わたしは気づいてしまったのです。
あゆちゃんの最新アルバム「M(A)DE IN JAPAN」に収録されているTODAYの歌詞がそれを表していました。
特等席のこの君の右側でね
一緒に笑い転げていられること
それ以上の幸せってあるのかな
TODAY
わたしの海外生活は、幸せです。
日本の生活が楽しくて充実していても、ちょっとでも興味があるなら海外へ飛び出してみるとおもしろいですよ。
日本の良いところや変なところがわかったり、なにより新しい出会いが待っています。
日本のほうが良いかもしれない?
行ってみて、そう感じたら帰ればいいのです。
日本人であれば、いつでも日本には帰って来られるのですから。
with LOVE, nana