こんにちは、2020年10月に日本からニュージランドに入国したnana(@nana_in_nz)です。
この記事にたどり着いた方はおそらく、これからニュージランドに入国する予定のある方々が多いでしょう。
と不安や心配もありますよね。
わたしも14日間どんな生活になるか全然見えていませんでした。
といった疑問もありました。
この記事では、実際にわたしがニュージランドに入国した時の状況や隔離生活を送った14日間の記録をしています。
これからニュージランドに入国される方のご参考になれば幸いです。
この記事では、実際にわたしが体験したものや感じたことを記載しています。コロナウイルスの感染状況やフライトの状況によって随時変更される可能性もあり得ますのでご了承ください。
ニュージーランドの隔離にかんする最新情報は下記サイトを参考にしてください!
Managed isolation and quarantine | Unite against COVID-19
Managed isolation and quarantine | Managed isolation and quarantine
ニュージーランドに入国するために必要なもの
今回、ニュージーランド入国時には通常のビザのほかに特別な許可が必要な場合があります。
許可が必要かどうかについては、移民局のページをご確認ください。
移民局のページ
Border restrictions: who can enter New Zealand or request to travel | Immigration New Zealand
この許可証のほか、二ュージランドに入国してからの隔離施設を予約するバウチャーが必要となります。
11月3日以降到着の方は必須、それ以前に到着予定の方もバウチャーの取得が強く推奨されています。
ニュージーランド入国後の隔離施設のオンライン予約は今日からオープン。
やってみると、とっても簡単でした。手元にパスポートとフライト情報を用意して、10分くらいで完了。11/3以降にNZ到着の方は取得必須です。
バウチャー予約サイト: https://t.co/XIg4C1A2k0 https://t.co/RFZV6VkHXw pic.twitter.com/S6TpgKrzwL
— nana🇳🇿TA 一時帰国🇯🇵終えてNZで隔離生活中 (@nanapekota) October 5, 2020
わたしは10月10日発のフライトでしたが、成田空港のチェックインカウンターで「バウチャーの取得はお済みですね。」と確認がありました。
パスポートと到着日の情報があれば、オンラインで簡単に予約できます。
成田発オークランド行きのNZ90便の様子
成田発オークランド行きの飛行機は、お客さんがほとんど乗っていない状況でした。
エコノミークラスの真ん中の列はほぼ空席ばかりです。
窓側は一組につきひとつのスカイカウチ席があたり、わたしはフルフラットシートで快眠できました。それぞれの席で、ひとつ前とひとつ後ろの席には誰も座っていません。
密接を避けるために一列以上空けて乗客を配置しているのだと思います。
乗務員さんは常時マスク着用。
お客さんに対しては、フライトや隔離の不安を解消出来るように声をかけている印象でした。
離陸後しばらくするとニュージーランドに入国する方には機内で入国カードが配られます。入国カードは、Covid-19についての質問が追加された以外は、ふだん書いている入国カードとほとんど同じ内容でした。
成田からオークランドまでの10時間半、人も少なくサービスも行き届いていましたし、ぐっすり眠れたので予想以上に快適な空の旅だったと思います。
CAさん含め、たくさんのスタッフさんが配意してくれたことに感謝しています。
ニュージランド入国時の隔離には費用が必要なのか
ニュージーランド入国時の隔離施設での滞在には、費用がかかる場合があります。
費用がかかる対象者などは、下記サイトに記載されています。
隔離施設の費用にかんして
Update on managed isolation charges | Unite against COVID-19
フローチャート(わかりやすいです)
https://covid19.govt.nz/assets/resources/miq-travellers/MIQ-proposed-fees-flowchart-A4.pdf
費用がかかる場合は
- 一人につき一部屋 $3,100
- 同室にシェアする場合、大人一人につき $950
- 同室にシェアする場合、子ども(3-17歳)一人につき $475
けっこう大きな費用がかかりますよね。
と決めて、楽しいことを考えることにしました。
費用の支払いは、隔離終了後に請求書が送られてくるそうで、期限は90日間だそうです。
ニュージランドに到着してからの空港での手続きと隔離施設までの流れ
飛行機がニュージランドに到着してから、まず国際線乗り換えのお客さまを先に降りるようにと指示がありました。
国際線乗り換えということは、ニュージランドにそのまま残るわけではないので隔離する必要がないからでしょう。
次に、準備が整い次第ニュージランドに入国する残りのお客さんが降りていきます。
空港内に人がいなくてガラガラなところ以外は、通常どおりです。
オークランド空港での健康状態チェック
オークランド空港では、税関の前に健康状態をチェックする係の方がいました。
体温を耳でピッと測り、簡単な問診があります。
- 体調不良はないか
- 頭痛や筋肉痛はないか
- 咳や鼻水は出ていないか
- 味覚や嗅覚に異変はないか
わたしは花粉症で咳と鼻水あったのでそれを伝えると、念のためナースのチェックを受けることになりました。
異常ない方は、税関へと進みます。
(おそらくこの時点で、異常がない方は滞在ホテルが決まるのだと思います。)
健康状態に異常がある場合はナースによる再チェック
簡単な仕切りとテーブルのあるところへ進み、ナースによる再度の問診。
「咳はいつから?」などと詳細をお話しました。日本にいればいつも出る症状だということも伝えています。
症状として現れているため、念のためということで、一緒の便に乗ってきたほかの方々とちがう隔離施設で滞在することに。
ここで初めて、滞在ホテルが告げられました。
ナースやスタッフの方からは「Quarantine」と直接告げられてはいませんが、症状のない方々が滞在する隔離施設とは別の施設だったと思います。
「Separate facility from others」と言われました。
税関での確認を終えて預け荷物の引取り後、隔離施設へ
滞在先が決まったら、税関で入国スタンプを押してもらいます。
その後、警察官の方が一緒に来るようにということだったのでついていき、預け荷物をピックアップ。
いつもX線で荷物チェックをする場所とは反対方向へ案内され、別の出口でX線のチェックを受けました。
荷物チェックが終了し、いよいよ空港を出発です。
隔離施設までの専用バスは貸切り状態
空港から隔離施設までは、専用の送迎バスが用意されていました。
今回、同じフライトのわたし以外の方々はみんな健康だったようで、大型バスにわたしひとり(笑)
案内してくれた警察官の方も、「ほら、これが君専用のリムジンだよ!」と笑っていました。
バスは真ん中らの入り口から乗降するようになっていて、その前の席には座れないようになっていました。ビニールシートがしっかりと貼られていて、運転手さんとの距離がしっかり保たれています。
滞在先は空港近くでしたので、10分弱で隔離施設に到着しました。
隔離施設に到着してからの流れ
隔離施設に到着してバスを降りると、二人のナースと一人のセキュリティスタッフがお出迎えしてくれました。
(この時点で朝7時ころ、オークランドに飛行機が到着してから約1時間ほどです。)
ナースはその場で名前を確認してから、わたしに不織布のガウンと手袋を着用するよう指示します。
その間、もうひとりのスタッフは荷物をバスから降ろして、先にお部屋に運んでくれました。
ナース二人と一緒にエレベーターに乗り、部屋にお到着。
お部屋に荷物があることを確認し、その場で体温、血圧、酸素飽和度を測定(指に挟むやつ)しました。
これから14日間ステイするためのガイドブックや食事のメニュー表をいただいて、ナースとはお別れです。
その後しばらくして、係の方が朝食とミルク2Lとリストバンドを届けてくれました。
ミルクはなぜ2Lもあるのかというと、朝ごはんに毎日シリアルが出るからでしょう。
ほかの施設ではわかりませんが、わたしの滞在ホテルではリストバンドの色ごとに隔離されたひとの状態を表しています。
赤い色のリストバンドは、陽性または結果待ちの状態。
最後のPCR検査で陰性になったら、青色のリストバンドに変わります。
リストバンドをつけたまま何日も過ごすため、ちょっと緩めに巻いてもらうことをおすすめします。
こうしてわたしの隔離生活は始まったのでした。
ニュージランド入国後、隔離施設での14日間の生活状況
検温と酸素飽和度検査、電話での徹底した健康状態チェック
検温と酸素飽和度の検査は、3日目まで毎日ありました。
日数の数え方ですが、到着日が0日目としてカウントするみたいです。
わたしは6日目まで到着日を1日目としてカウントしていたため、数え方がわかった瞬間、1日長く感じてしまいました(泣)
(でも結局、14日目にチェックアウトなので、実際滞在する日数は自分でカウントした日数と同じでした。)
- 検温は耳でピッと。
- 酸素飽和度を測るときは必ずサニタイザーをしてから。
ナースが巡回して検温と酸素飽和度を計測した日は6、9、12日目でした。
PCR検査は到着日、3日目、11日目の3回。
公式サイトのWelcome Packには3日目と12日目あたりと記載されています。
到着日すぐに行ったのは、咳などの症状が出ていたからかもしれません。
ナースが巡回に来ない日は、電話で健康状態の確認がありました。
また、平日は何度かニュージーランドのヘルスラインから電話がかかってきて、健康状態の確認がありました。
わたしが隔離生活をしていたときはちょうど選挙の投票日が近かったので、投票方法についての案内も。このあたりはさすがだなと思いました。
11日目のPCR検査の結果が翌日12日目に陰性とわかり、その翌日13日目に晴れて赤いリストバンドから青いリストバンドになりました。
チェックアウト前日ではありましたが、すべての検査が終わってまもなくチェックアウトだなって思うと嬉しかったです。
隔離施設は一人にはじゅうぶんな広さで、備品もしっかり揃った快適なお部屋
お部屋はクイーンサイズのベッド、一人がけのカウチ2脚とコーヒーテーブルがあります。ほかにデスクとオフィスチェアもあるので、書きものをするのも問題ありません。
カウチを端に寄せればヨガが余裕でできるくらいのスペースがあります。
備品は滞在先によって異なるかと思いますが、わたしが隔離生活をしたお部屋を書いておきます。一般的なホテルとほとんど変わらないです。
- 水
- TV
- Wi-Fi
- ケトル
- 冷蔵庫
- アイロン(衣類用)
- セーフティボックス
- 食器用洗剤、ふきん
- グラス、コーヒーカップ、お皿
- ティッシュ、トイレットペーパー
- シャンプー、コンディショナー、石鹸
- バスタオル、フェイスタオル、バスマット
- インスタントコーヒー、紅茶、ホットチョコレート
歯ブラシはなかったです。
予想以上に快適に過ごせる部屋だと思いました。
わたしは一人で滞在していたので、二人以上やお子さんがいるお部屋については状況がわかりません。
隔離生活での食事はしっかり3食+午前と午後のおやつも
食事は朝昼晩三食はもちろん、ティータイムのおやつとしてモーニングティーとアフタヌーンティーの2回分の軽食が出ました。
朝食はメニューが決まっていて、前日の午後に届きます。
昼食と夕食は、午後3時までに翌日の昼食夕食を選びます。専用のフォームがあるので、そこにアクセスして選択するだけ。
フォームの入力を忘れてしまったときは、レストランから電話がかかってきて「昼食と夕食選んでね〜」と言われてそのまま電話で答えました。
昼食は11:30〜12:00ころ、夕食は17:30〜18:00ころに届いていました。
係の方は「夕食早すぎない?」と言っていましたが、しょうがないですね(笑)
食事はアレルギーやちょっとした希望があればリクエスト可能です。
わたしは
- りんご、もも、などアレルギーあるからちがうものにしてほしい
- 毎朝のオレンジジュースはいらないから代わりに水がほしい
といったリクエストをしたんですが、対応していただけました◎
この施設では、コーヒーチケットや別料金のメニューもありました。
コーヒーチケットは$35で7杯分。淹れたてのフラットホワイトが飲みたくて、こちらは迷わず購入しました。
隔離生活中の洗濯はリクエストに応じて
14日間一度も洗濯しないとなると膨大な量の着替えが必要ですよね。洗濯はリクエストに応じて洗濯していただけますのでご安心を。
わたしがステイした施設では、電話で洗濯のリクエストをすると翌日分として予約してくれました。
洗濯物を朝9時半くらいに取りに来てくれて、午後2時ころに洗濯と乾燥を済ませた洗濯物が返ってきます。
おそらくこれは施設によってちがうと思うので、洗濯物を預けるときにどのくらい時間がかかるのか確認したほうが良いでしょう。
わたしは、乾燥機にかけたくない下着などは手洗いしていました。
干す前にバスタオルで挟んでギュ〜っと踏みつけて、水分をタオルに吸収してもらうと乾くのが速いです!
隔離生活中はどこにも外出できないのか、運動不足はどう解消するか
結論から言うと、施設の外に出ることは可能でした。
敷地内(駐車場)に滞在者が自由に歩いたり運動したり出来るスペースがありました。
赤いリストバンドのときは「エクササイズのため外出したい」と電話で伝えると、係の方が部屋まで迎えに来てくれます。
青いリストバンドになると、一人(スタッフの付添いなし)で外に出られます。
マラソン選手のような格好でランニングするおじさま、バスケットボールやスケートボードで遊ぶ少年たち、駐車場に絵を書いたりしゃぼん玉で遊んだりする子ども連れの家族、さまざまでした。
部屋には窓がありますが、逃亡者を防ぐためか窓が開きません(泣)なので、新鮮な空気を求めて一日一回は外に出ていました。
芝生に腰を下ろしてボーッとするのも気持ちよかった。
外に出て軽い運動をするほか、部屋の中でヨガをしたり、YouTubeを観ながら踊ったり、体は動かすように意識しました。
滞在中のお部屋の掃除、タオルやリネンの交換、消耗品のリクエスト
隔離生活中はそのほとんどをお部屋で過ごします。
ハウスキーピングのスタッフは直接お部屋に入ることが出来ないのですが、掃除用具をリクエストすれば貸し出ししてくれました。
タオル・シーツの交換やトイレットペーパーなどのリクエストは電話一本で新しいものを持ってきてくれるので快適。
ひとつ、普通のホテルにあって今回の滞在ではないと思ったのが歯ブラシです。
ほかの施設はわからないですが、ない施設もあるので持ってきたほうが良いと思いました。
ニュージランドに入国後の隔離生活に持っていったほうが良いもの
隔離生活3日目にして「持ってきたほうが良かったなぁ」と思ったものをツイッターにてつぶやきました。
ニュージーランド🇳🇿入国後の隔離3日めです。
これから入国される方のために、お部屋にあったものと持ってきたほうが良いものをメモ。
あくまでわたしが滞在しているホテルとこれまでの経験からですが、ご参考になれば… https://t.co/yEwsOGbZT7 pic.twitter.com/8BnQPLjE9S
— nana🇳🇿TA 一時帰国🇯🇵終えてNZで隔離生活中 (@nanapekota) October 13, 2020
自分が持ってきてよかったものも含めて、もしわたしがこれから入国するとしたらどんなものを持っていきたいか考えてみました。
- 本
- 歯ブラシ
- パジャマ ※
- 日焼け止め
- 洗濯ネット
- ノートとペン
- PCやタブレット
- あったかい靴下
- 運動できる服、靴
- マイ箸&カトラリー ※
- 爪切りまたは爪やすり
- ブランケットまたは大判ストール
- しょっぱい味付けのおやつ、のどあめ
- ほうじ茶や梅昆布茶などのお湯で飲める飲み物
- お味噌汁、スープ、カップラーメンなどの即席麺 ※
- 生理用品、子どもがいればオムツなどの衛生用品
※がついているものは、わたしは持ってなかったけどあったら良いと思ったものです。今回わたしは半年以上日本に帰国していたので、だいたい普段使うものは持っていました。
本
暇つぶしに読書という方も多いでしょう。とはいえ、本を何冊も持ち運ぶのは重いしかさばりますよね。
Kindle unlimitedという電子書籍のサービスを利用すると便利です。
月額980円で対象の本(書籍、コミック、雑誌を含む和書12万冊、洋書120万冊以上)が読み放題。スマホアプリで楽しめます。
初めて利用される場合は初月無料なので、隔離前に登録しておいて隔離が終わってから登録解除することも出来ますよ。
歯ブラシ
備品になかったので、歯ブラシはお忘れなく!!
パジャマ
わたしは普段寝るときはパジャマなんですが、いつも帰省のときは実家にパジャマがあるので持って行っていませんでした。
そのため、今回はTシャツで寝たんですが、やっぱりパジャマがいい…!と強く思いました。
日焼け止め
お部屋には大きな窓がありますし、外で軽い運動をすることも出来ます。
隔離中とはいえ、強い日差し浴びることになるので日焼け止めの持参をおすすめします。
洗濯ネット
洗濯は、預けた洗濯物を乾燥までまとめて行ってくれます。
自分で洗濯機の強さや水量などを調節できないですし、ぜんぶ乾燥機にかかるので洗濯ネットに入れて預けるのが良いでしょう。
わたしは、乾燥機にかけたくない柔らかいものや下着は自分で手洗いしました。
ノートとペン
隔離期間は自分と向き合うのにピッタリの時間です。
ノートに考えていることを書き出して頭の中を整理したり、隔離中の記録を書いたり、これからのビジョンを想像したり…。
PCやタブレット
隔離施設にはWiFiが完備されています。
YouTubeなどの動画をみても止まることなくスイスイ動きました。
あったかい靴下
お部屋の中は、とくに夜になってくると肌寒く感じることが…。そんなときは足元をあたためると冷えが和らぎます。
わたしはいつも飛行機に乗るときにレッグウォーマーを持っているので、お部屋でも活用しました。
運動できる服、靴
マスク・手袋着用のうえ、敷地内で軽い運動ができます。
お散歩くらいでいいかな、という方も歩きやすいスニーカーがあるといいですね。
運動できる服といっても、走ったり激しい動きをしたりしなければ、動きやすい普段着で大丈夫だと思います。
マイ箸&カトラリー
毎回の食事にはもちろんカトラリーがついてきますが、プラスチックまたは木製でした。
木製のカトラリーで切れないステーキはこちらです。 pic.twitter.com/MtExllhIWM
— nana🇳🇿TA 一時帰国🇯🇵終えてNZで隔離生活中 (@nanapekota) October 13, 2020
爪切りまたは爪やすり
ひとによってお手入れの周期が異なると思うのですが、14日間で意外と爪は伸びてきます。
週に1回くらいの頻度のものって準備するときに意外と忘れがちなので、このリストに入れておきました。
ブランケットまたは大判ストール
お部屋で過ごすときにカウチで本を読んだりPCを使ったりしますが、そのときにひざ掛けとして使用できるものがあるとぬくぬくできます。
飛行機に乗るときに大判ストールを持って乗る方は、そのまま活用できますね。
しょっぱい味付けのおやつ、のどあめ
隔離中の食事では、朝昼晩の3食以外に「ティータイム」としてモーニングティーとアフタヌーンティーのおやつが出ます。
が、クッキー、ケーキ、マフィンなどほとんどが甘いものです。(スコーンが出たこともありました)
しょっぱい味付けのものが恋しくなる方は、持っていくことをおすすめします。
わたしが持っていったのは、干し梅や昆布など。
お部屋に電子レンジはなかったので、そのまま食べられるものが良いと思います。
ほうじ茶や梅昆布茶などのお湯で飲める飲み物
隔離中のお部屋にはケトル、インスタントコーヒーや紅茶などがあります。
ふだんお茶などを飲む方は、粉末タイプのお茶やお好みのティーバッグを持っていくと隔離中も好きな飲み物を楽しめます。
生理用品、子どもがいればオムツなどの衛生用品
隔離生活中は自分で買い出しに行くことが出来ませんので、生理用品やオムツなどの衛生用品は持っていったほうが良いでしょう。
2週間分持っていくのはちょっと大変ですが、万が一買い物をしたい場合、スーパーのデリバリーをすることは可能です。
ニュージーランドの隔離生活14日間で感じたこと
この14日間で感じた気持ちを、備忘録も兼ねて書いておこうと思います。
家族ってなんて良いものなんだろう
ありきたりかもしれませんが、家族の素晴らしさをこの14日間で改めて思い知ることになりました。
日本でも実家にひきこもる生活をしていましたが、日中は愛犬たちがいて、夕方には家族がいたので全然ちがいます。
ナースやスタッフの方々はみんな親切ですが、ハグとかしたくなります。人に触れたいというか。
日本ではそんなにないように感じるけれど、家族にマッサージしたり、子どもたちを抱っこしたり、愛犬たちをなでたり、そんなふうに人(犬)と触れ合っていたんだなぁっていうことにも気がつきました。
もしも一人で隔離生活をする場合は、ちょっぴりさみしくなるかもしれません。
ニュージーランドのひと、よく食べるんだなぁ
隔離生活中は食事が提供されますが、こういう食事はおそらく成人の方がどのくらい食べるかという基準にある程度従っていると思います。
わたしは提供された食事をぜんぶ食べることがほとんどできなくて、申し訳ないなと思いつつも残してしまうことが多かったです。
なので、3食+ティータイムのおやつを毎日ぜんぶ食べているとすれば、ニュージーランドのひとっていっぱい食べるんだなぁ、と感じました。
おまけ 隔離期間中にひとりで暇つぶしした方法
ひとりでどうやって過ごそうかな〜と思う方も多いかもしれません。
お友だちのアイディアやおいっこと遊んだときのことを思い出して、こといろんなことを遊びに変えながら楽しんでいました!
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ニュージーランド入国時の隔離生活は思ったよりも快適。必要なものを事前に準備すれば気持ちよく過ごせる。
以上、ニュージーランドに入国するときの隔離生活の様子でした。
心配していたことがすこしでもクリアになっていたらいいなと思います。よくわからないことが多いと、やっぱり不安になりますよね。
今回の内容はあくまでわたしの体験談ではありますが、これからニュージーランドに入国される方の不安がすこしでも小さくなったり、隔離生活に向けて準備したり、そんなふうにお役に立てていたら嬉しいなと思います。
最後に、ニュージーランドの隔離にかんする最新情報は下記サイトを参考にしてください!
with LOVE, nana