LIFE | 人生観

自己肯定感を高めたい。自分に自信のないわたしがしている7つのこと

こんにちは。nana(@nana_in_nz)です。

自分のことが好き!!いつも自信いっぱいに溢れている!!

そんなひとを見ては、「違う世界のひとだなぁ」と思っていませんか?

 

基本的にはどんなことに対しても「なんとかなる」と思って乗り越え、嫌な過去も自分の経験として捉えていけるわたしですが、実は忘れられない出来事があります。

今でもまだ思い出すと苦しくなって、ときには泣き出しそうになることもあるほどです。

 

今から10年も前の冬のこと、思い出すたびにフタをし続けてきたこの出来事。

nana
nana
自分を否定し続けて過去を引きずり続けるのはもう嫌だ。
nana
nana
少しでも自分を肯定できるようになりたい。

そう思って試していることや心がけていることがあります。

10年前の寒い冬のできごと

高校生のころの10年も前になる寒い冬のこと。

はっきりと覚えている。

冬(オーストラリアやニュージランドは夏だけど…とにかくこの時期)が来るといつも思い出しては心が痛くなる。

苦い記憶とやりきれなかった自分に対する情けない気持ちがこみ上げてくる。

 

あれは、道東の地で行われたバドミントンの全道大会の団体戦。

わたしは2組目のダブルスの選手として試合に臨むことになった。

この頃のわたしというのは、いつも本番になると必要以上に周りの目を気にして、良い格好をしたがる傾向にあった。

 

結果を出さなきゃ認めてもらえないと思っていたんだよね。

誰に、そんなに認められたかったんだろう。

 

試合の時がやってきた。

団体戦1組目のダブルスは快勝、いよいよわたしたちが闘う時。

相手は自分たちとほぼ同等の実力、そして相手ペアの1人は中学生の頃一緒にバドミントンをしていた仲間だった。

3ゲームマッチ、2ゲーム先取で勝敗が決まる。

最初のゲームはわたしたちが取り、2ゲーム目は相手が取った。

 

大事なラストゲーム。

このゲームに勝てば、団体戦の勝利はほぼ確実。

 

そう、わたしはこういう場面にめっぽう弱かったのだ。

一点取れば一点取り返され、お互い譲らない。

見ている側もどちらが勝つのかわからない、互角の実力。

 

ここで、わたしはとんでもないことをしてしまう。

勝たなきゃダメだと思って、一人で焦って自己破滅

ペアの相手もいるのに、ダブルスなのに、一本一本のラリーを大切にできず、ゲームをめちゃめちゃにしてしまった。

 

なにより、このとき勝つことに固執しすぎてチームのみんなの声が聞こえていなかった

一人相撲をしていた。

大切なゲームの最後にそんなことをしてしまい、結果このダブルスは敗戦。

 

負けた瞬間「どうしよう・・・」と呆然、そして次の瞬間には「チームに貢献できなかった」「わたしのせいで負けた」ことがどうしようもなく悲しくて悔しくて涙が止まらなかった。

 

その時指導者の先生に言われたこと。

「今泣いているということは、団体戦の意味を理解していない。これは個人戦じゃない。チームのために戦ったんじゃないのか。」

 

全く理解できていなかったこの言葉の意味。

団体戦で試合に出て、勝てなかったらチームに貢献できないと思っていた。

チームの雰囲気を盛り上げるのは勝ってこそ出来るのだと思っていた。

 

この日の夜みんなでおしゃべりした時も悲しい気持ちを引きずって一人うわの空、暗い雰囲気を出していただろう。

 

たかが部活の大会かもしれない。

でもこの出来事はわたしの自己否定意識を根強くさせた原因のひとつである。

自己肯定感を高めるために試している7つのこと

自分が嫌いで自身を持てないまま社会人となったわたしは、少しずつ自分を好きになるための方法を探し始めた。

今もずっと続けている。

1. 過去の自分を受け入れて感謝すること

あの試合で勝てなかったことは変えられない事実。

あの試合で自滅してしまったことも紛れもない事実。

でも過去は変えられない。

 

でもね、よく考えてみて。

 

あの試合の後、チームメイトは勝てなかったわたしを嫌いになった?

そんな人は一人もいないよね。

今でも連絡を取って、会えたときには無条件に元気になれる素敵な仲間たちだよね。

 

あの時のわたしは、今のわたしを作る大切なわたし。

あの時あんなに苦しい思いをしてくれて、ありがとう。

本当に不器用だよね。

 

でも、そのおかげでチームとはなにか、仲間とはなにか考える事ができた。

試合に勝つことができなくてもチームに貢献することはできるのだと知った。

あの試合だけを思い出すとツライけれど、あの試合がなければ学べなかった。

 

きっといつかその思いさえ懐かしくなるのだと思う。

いつか懐かしいと思えたらいいよね。

2. 憧れている人の欠点を見つけること

これは少しずるい方法かもしれないけれど、完璧主義な人は試してみてほしい。

 

あなたの憧れている人にも、何かしら欠点はあるはず。

憧れの人にも欠点があるのだと思ったら、自分に欠点があったっていいじゃないかと思えてくる。

 

あゆちゃんも、完璧じゃなくていいと言っている。

僕らは完璧なんかじゃないよ だって人間なんだもの

だけどそれでいいと思うんだよね そんなとこが愛おしいんだから

Sunrise 〜LOVE is ALL〜 浜崎あゆみ

やっぱりあゆちゃんの歌詞はわたしの心を癒やしてくれます。

3. 自分とよく向き合うこと

短所も長所も含めて自分を知る。

自分のことは自分が良く一番知っているなんていうけれど、それは本当だろうか。

 

もやもやした自分をすっきり整理する 自己分析ノートリクナビネクストのグッドポイント診断という手段をお借りして時間をかけて向き合ってみた。

 

 

自分の嫌いな部分が実は長所と呼べるのかもしれないとか、あの頃のあの記憶は今も根強く残っているんだとか。

深い部分までじっくり向き合うことで過去の自分だってそのときは必死で一生懸命だったんだと思う。

 

そんなに一生懸命だった自分を嫌いだなんて言ったら、かわいそうかなって思えてくるんだ。

だって、他の誰でもない自分。

頑張ったことを認めたり、諦めたことだって潔い判断をしたねって褒めてあげるのもいいんじゃないかな。

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4. 褒め言葉は素直に受け止めること

時に人はわたしを褒めてくれる。

日本人はありがちだけど、「そんなことないよ」と言って否定してしまうひとが多い。

でもね、せっかく褒めてくれたんだもの、自分を肯定してくれている人がいるんだもの、素直に「ありがとう」と言って受け止めたい

 

自分が努力して創り上げたものならなおさら。「ありがとう、頑張ってきたから褒めてくれて嬉しい」と言うと、自分の耳にもその言葉が入ってきて嬉しい気持ちになる。

 

何気ないことだって「ありがとう」って素直に嬉しさを伝えると、褒めてくれた相手も嬉しそうにする。

5. 自分をジャッジしない・他人と比較しないこと

とにかく他人と自分を比べてしまうことをやめる!!

  • こんなこともできないわたしはなんてダメなんだろう。
  • あの子は出来るのになんでできないんだろう。
  • 何の役にも立たないこんなわたしなんて、消えてしまったほうがいいんじゃないか…

そう思ったことが何度あるかわからない。

 

できない自分はダメだなんて誰が決めた?

たとえ誰かが決めたとして、わたしがダメなことは何の影響があるの?

 

世界は広い。わたしが数学で赤点だって、日本の消費税率が変わるわけでもないんだから。(これはちょっと違うかな?)

6. 自分との小さな約束を守ること

例えば、「今日は12時までに寝る」そんなことでもいい。

ポイントは「自分との約束」ということ。

友人や恋人との約束は守れるのに、自分自身との約束は平気で破ってしまう。

 

自分をもっと大切にしないとね。

好きになれないのは、嫌いなのは、関心があるから。

よく「好きの反対は無関心」というけれど全くもってこの言葉通り。

 

自分との約束を守っていくことで、自分を大切にする。

大切にしているとだんだん好きになってくるものだよね。

7. なにかに夢中になること

好きなことをしていると没頭できる。

だから「わたしなんて」と考えているヒマがないのだ。

 

そして好きなことをすれば表情もイキイキするから、自然と好きなことをしている自分なら好きになってくる。

心がワクワクすることをすれば自分が嫌いだなんて言ってられない。

まとめ 過去の自分を許し、今の自分を好きになるために心がけていること

正直、まだ「自分のことが好きです。」とか「自信があります。」とはいえないけれど、近い将来には堂々と胸を張ってそう言える大人になりたい。(もう大人でしょと言わないで。)

 

そのために心がけていることや試していること。

  1. 過去の自分を受け入れて感謝すること
  2. 憧れている人の欠点を見つけること
  3. 自分とよく向き合うこと
  4. 褒め言葉は素直に受け止めること
  5. 自分をジャッジしないこと
  6. 自分との小さな約束を守ること
  7. なにかに夢中になること

そうだなぁ、少しずつではあるけれど自分のことを大切にできて、好きになれている気がする。

 

あの冬の大嫌いな自分は、わたしが自信を持つために乗り越えていくべき壁である。

もう少し時間がかかるかもしれないけれど、なんだか大丈夫な気がする。

 

10年間もずっとわたしの心に張り付いて生き続けてきた苦しい苦しい17歳のわたしは、きっともうすぐ笑顔になってくれるだろう。

 

with LOVE, nana