1月末の大好きな妹の結婚式を終えて真冬の北海道の実家でのーーーんびり過ごした後、2月半ばの真夏のオークランドへ戻る。
一時帰国前の1月から決まっていたのは、一緒に配属された同期は一身上の都合で仕事をやめるということ。戻った時にはわたしは新しいおねーさんと組んでマーケティングをすることになっていた。
新しい名刺入れを使うのがとっても楽しみであった。
草津のリゾートバイトのときのクソガキ友だちが作ってくれたこの名刺入れ。
一緒に色々工夫しながら頑張ってきた同期が辞めてしまうのはもちろんとっても淋しいことではあったけれど、まだ彼女はオークランドにいるということで会う機会はあるから、新しいおねーさんとのペアも楽しみだったのです。早くこの名刺入れを使いたいなっていう気持ちもあったし。
しかしそのあとさらに、ニュージーランドヘ戻る前日に飛び込んできた同僚からのニュースを聞いて愕然とした。
会社の重要人物であるマネージャーの辞職が決定。
これはもう会社に大混乱が起こるのは目に見えている、というかその発表をした時点で大混乱となっているであろう。
彼と同じ立場にいるもう一人の女性は、ホリデーで3月半ばまでカナダへ行っているのである。
その仕事をできるのは彼ら二人と社長だけだ。
さあどうする?
その後ニュージーランドに戻ってきた出社前日には辞職する同期から一本の電話があった。
マネージャーの辞職発表を受けたオフィスは、予想を遥かに上回る混乱。
マーケティングスタッフもオフィスでの仕事をしていかなければならない。
新しい企画が始まっているのでそれに対する思案・修正の繰り返し。
辞職するマネージャーから全ての作業を教わりながら、その作業のマニュアル作り。
もちろん普段通りの仕事も並行して行わなければならない。
そんな師走以上に忙しすぎる状況であると、わたしが出社して腰を抜かさぬようにそっと教えてくれたのだ。あぁ、優しい同期で本当に良かった。
それはさておき・・・
そんな中へ戻っていくなんて大丈夫だろうか???
当然マーケティングは一旦お休みし、オフィスでの作業。
戻って約1ヶ月経ちますが、今もまだオフィスで踏ん張っています。
マネージャーたちがしていたお仕事を、右も左もわからない入社数ヶ月のマーケティングスタッフが必死で追いつこうとしてもそえはそれは無理があるわけです。
用語にしても、その言葉が何を意味するかさえわからない。
データ入力にしても、まずはログインのパズワードさえわからない。
お客様への問い合わせにしても、本人なのか仲介の方なのか誰に問い合わせすべきかもわからない。
社長と窓口的ななんでもしてる女性が出してくれる指示に従い、それを一つ一つ着実にクリアにしていくことしかできないわたしたち。
ちょっとしんどいなって思ったら、みんなで笑って力を抜いたりしています。とても良き同僚に恵まれています。
今週新しいスタッフが入り、ホリデーでカナダへ行っていたマネージャーと同じ仕事ができる彼女も帰ってくるのですが…
もう一人重要人物が辞めてしまうのです!!!!
彼女はワーキングホリデーのビザが切れてしまうため仕方がないことなのですが、彼女の代わりの人は採用せず、彼女の仕事はわたしが跡継ぎということに気がついたら決まっていたのである。
27歳と8ヶ月の頭じゃもう入りきりませーーーーーん!!!
パンク寸前じゃ。
アイスクリームとチョコレートで補いながら頑張ろう。
こっそり、クソガキ友だちが作ってくれた名刺入れを開けて心のエネルギーチャージをすることも忘れずに。
頭がぶっ壊れないように、頑張ります。
いつかまたマーケティングスタッフとなる日が来るのだろか…。
with LOVE, nanapeko