こんにちは。nana(@nana_in_nz)です。
海外に興味があるのに、いろんな考えが邪魔をしてやりきれていないことはありませんか?
- ワーホリに行ってみたいけれど、仕事を辞めるのが不安だなぁ
- いつか結婚もしたいし、年齢のことを考えると海外に行くのは諦めようかなぁ
そんな思いが邪魔をして、本当は海外に飛び出してみたいのになかなか一歩が踏み出せないという女性を何人も見てきました。
反対に、アラサーで海外に飛び出す女性たちもいます。
彼女たちは、なぜ仕事を辞めて海外へ飛び出すことができたのでしょうか。
今回、ワーホリでニュージーランドへ来たアラサーの女性たちが集合して座談会を実施しました。
様々なバックグラウンドを抱えるアラサー女性たちが集い、ワーホリでニュージーランドにいるという共通点のもとに本音で語り尽くしました。
参加者
Chico
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-chico.jpg” name=”Chico”]中国人の婚約者が日本で学生として奮闘するなか、自身も夢だったワーホリを決めた27歳。
好きな食べ物は、餃子。[/speech_bubble]
Momoko
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-momoko.jpg” name=”Momoko”]ニュージーランドへ行くならもう今しかない!と、ワーキングホリデーに行ける最後の年齢で日本を飛び出した31歳。
好きな食べ物は、韓国料理。[/speech_bubble]
Sayaka
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-sayaka.jpg” name=”Sayaka”]移住を目指して旦那さまと一緒に計画的にニュージーランドにやって来た28歳。
好きな食べ物は、すき焼き。[/speech_bubble]
Kea
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-kea.jpg” name=”Kea”]7年間務めた病院を退職して挑戦する28歳。
彼氏も私を追いかけてニュージーランドに来ているよ。
好きな食べ物は、お米とマンゴー。[/speech_bubble]
Keaちゃんは、ニュージーランドに来てブログ「食べて 祈って 恋をして」を始めたそうです。
こちらもぜひ覗いてみてくださいね。
nana(わたし)
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”prof-photo-02.png” name=”nana”]オーストラリアで出会ったドイツ人の恋人と一緒に生活しやすい地を求めてニュージーランドへ。
ワーキングホリデーを経て、現在はパートナーシップによるワークビザで滞在する28歳。
好きな食べ物は、アイスクリーム。[/speech_bubble]
特別ゲスト
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”c-illustration.png” name=”Cさん”]10年来の経験を活かしてシェフとしてホテルで働くドイツ人。
好きな食べ物は、チョコレートとHARIBO。[/speech_bubble]
※会場がnanaの家だったので、nanaのパートナーのCさんも参加しました。
ニュージーランドで何をしているの?
現在、どんな仕事をしているのか
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-chico.jpg” name=”Chico”]私は半年以上をオークランドでバイトをしながら暮らしたよ。
先日ちょうど、家族が遊びに来てニュージーランドとオーストラリアで旅行をしてきたところ。
数日後に、自然がいっぱいの南島に引っ越します![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-sayaka.jpg” name=”Sayaka”]学校でオフィスワークをしているよ。
無給インターンシップをした後、ちょうど席が空いたので、運良くそのまま働かせてもらってます。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-momoko.jpg” name=”Momoko”]私は最近ご縁があって旅行会社に転職したよ。
まだ新人やけん、先輩たちのお手伝いをしながら、仕事を覚えているところだよ。
日々勉強です![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-kea.jpg” name=”Kea”]みんなお仕事していていいなー!私は絶賛、就活中。
お友だちの紹介で日本語教室のお手伝いを週に何回かはしているんだけれど、介護のお仕事が出来たらいいなと思ってるんだ。[/speech_bubble]
ワーホリに来たアラサー女性たちの現在の職業。
ニート、学校の事務員、旅行会社の事務員、日本語学校のアシスタント。
実に様々です。
日本での経験と現在の仕事の関連性
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”prof-photo-02.png” name=”nana”]今のお仕事は、日本での経験と関係がある?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-momoko.jpg” name=”Momoko”]日本でもずっと旅行会社で働いとったけん、同じ職種になるね。
このまま仕事を続けて、ニュージーランドに滞在したいと思ってるよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-kea.jpg” name=”Kea”]私は専門学校を卒業してから7年間ずっと、病院で介護士をしてたんだ。
介護のお仕事はツライと思われがちだけど、とっても素敵なお仕事なの。
だから海外ではどんな介護をしているのかとか、そういったことを現場で学びたい。
介護施設などにも、積極的にCVを送ったりアプローチしているよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-sayaka.jpg” name=”Sayaka”]私も、日本でも教育に携わったお仕事をしていたから似たようなジャンルだな〜。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-chico.jpg” name=”Chico”]中華系の餃子屋さんでしていたよ。
引っ越しをするのでもう辞めちゃったけれど・・・
日本での仕事とは全然違うね。[/speech_bubble]
日本での職歴を活かせる場合もあれば、別の仕事に就くこともあるということですね。
わたしは日本で警察官、オーストラリアでバナナファームとハウスキーピング、ニュージーランドではローン会社とレストランと、統一性がまったくありません。
英語はどうやって身につけたの?
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-kea.jpg” name=”Kea”]みんなはニュージーランドに来てから語学学校へ行った?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-chico.jpg” name=”Chico”]私とMomokoは、ニュージーランドに来る前にフィリピンのセブ島に3ヶ月留学していたよね。
ニュージーランドに来てからも1ヶ月、語学学校へ通ったよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-momoko.jpg” name=”Momoko”]ほぼ同じ時期に入学して、ニュージーランドにもほぼ同じ時期に来たんよね。
ここに来る前から仲良くしてもらっとうよ。
わたしも、ニュージーランドに来てからも語学学校へ通ったよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-kea.jpg” name=”Kea”]私もフィリピンに行ってたよ!
イロイロっていうところにある学校で3ヶ月間、語学留学をした。
ニュージーランドでは1ヶ月弱、スピーキングが中心と言われている学校に通ったんだ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-sayaka.jpg” name=”Sayaka”]フィリピン率高いね。5分の3だ。
確かに、ワーホリに行った国で語学学校へ行くより格段と安いよね。
私は大学生の時にアメリカに1年間留学していた経験があるけれど、ワーホリの前に語学学校へは行ってないよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”prof-photo-02.png” name=”nana”]わたしはオーストラリアにとにかく行きたかったから、フィリピン留学が安いとかも何も知らなかったなぁ。
ひたすらオーストラリアにフォーカスしていたので、オーストラリアで語学学校へ通った。[/speech_bubble]
ワーホリへ行く前にある程度英語が話せるようになると、現地についた時の楽しみ方がガラリと変わるでしょう。
それはわたしがオーストラリアに着いてすぐのときと、ニュージーランドに着いてすぐのときの語学力の差でも明らかに感じました。
ワーホリに来て現地で学校へ行くこともできますが、話題のフィリピン留学なら費用をグッと抑えて英語力をアップさせることが出来ます。
そうすることで、費用を抑えるだけでなく、ワーホリの一年という限られた時間を学校以外のことに費やすことが出来るのです。
ワーホリは日本での再就職に不利?
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-sayaka.jpg” name=”Sayaka”]ワーホリって、日本ではまだまだ「一年間遊んできたんでしょ」っていう目線で見られると思うんだけど、どう思う?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-kea.jpg” name=”Kea”]そう思う!
もし実際に日本に帰ってから就職をしようとした時に「◯年経験しました」という年数だけでなくて、役職がもらえていればもっと違うんだろうなと思います。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”c-illustration.png” name=”Cさん”]ドイツでは、ワーホリの経験ってとても良い経験として評価されるよ。
同じ職種の同じくらいの経歴の人が同時にアプローチした時、ドイツで5年間働いた人とドイツ・スイス・オランダなど数ヵ国で5年間働いた人なら、後者が高く評価されると思う。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-sayaka.jpg” name=”Sayaka”]そうそう、そうあるべきだよね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-kea.jpg” name=”Kea”]日本の会社などのワーホリに対する捉え方が、ワーホリに行きたい人の気持ちを押さえつける要因のひとつだよね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-chico.jpg” name=”Chico”]ワーキングホリデーっていう名前が悪いのかな。
日本人は「ホリデー」に注目されてしまうよね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”prof-photo-02.png” name=”nana”]わたしみたいに高卒で資格もなく一般企業での職歴がなければ、もし日本に帰っても仕事が見つけにくそう。
でも何もないぶん、何にでも挑戦できると思ってる![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-momoko.jpg” name=”Momoko”]もしnanaちゃんがまた警察官に戻りたいとしたら、それは出来ると?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”prof-photo-02.png” name=”nana”]警察官の実務年数と離れていた年数によるんじゃなかったかな…。
年齢が許せば、もう一度、警察官の試験をパスすればもちろんなれるよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-kea.jpg” name=”Kea”]前と同じ仕事をしたいと思ったら、経験年数だけじゃなく役職があったほうが採用したくなるのが多くの日本の会社の考え方だよね。[/speech_bubble]
まだまだ「肩書き」や「学歴」にとらわれやすい日本の社会ですが、ワーキングホリデーは「一年間遊んできた」という肩書きにされてしまうことが多いのも現状です。
海外に出ることにより、見えるものは必ずあります。
だから、もっと多くの日本人が日本の外の世界を見てほしい。
海外の良いものは日本に取り入れたり、または必要なら日本のものをシェアしたり、または良いところ通しをかけ合わせて新しいより良いものを創ったり。
そんな風に、日本も柔軟に変化していけばいいなぁと思います。
ところで、なぜニュージーランドへ来たの?
そう言えば、あまりにも熱く語ってしまって、ニュージーランドに来たキッカケを聞いていませんでした。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”prof-photo-02.png” name=”nana”]今さらだけど、みんなはなんでニュージーランドを選んだの?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-chico.jpg” name=”Chico”]お父さんが「ニュージーランドは一番大好きな国だ」と言っていたので興味を持ったんだ。
父が大好きな国を、自然を、自分自身で感じてみたいと思って。
自分の家族はもちろん、婚約者やご家族にも理解していただき最後は応援もしてくれて、夢だったニュージーランドに来ることができたから、すごく感謝してる。。
これから南島へ行って、ビジネスのことを勉強して日本に帰るよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-sayaka.jpg” name=”Sayaka”]私は高校生の時に高校に二ヶ月だけ交換留学したんだけど、その時からずーっと、また来たいと思ってた。
それで、英語にまったく縁のなかった旦那さんを説得して二人で飛び出してきた。
旦那さんは語学学校で英語を勉強しているよ。
ニュージーランドに移住したいと思っているんだ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-kea.jpg” name=”Kea”]英語が話せるようになりたかったから!
ワーホリ出来る国の中で、イギリスは費用が高すぎる、カナダは寒い、オーストラリアは行ったことがある。
でもニュージーランドは、わたしの周りに行ったことのある人が一人もいなかった。
「だったら私が行こう!」と思ってニュージーランドにしたんだよね。
人生一度きりだからやりたいことはやらなきゃ!と思って。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-momoko.jpg” name=”Momoko”]私はみんなみたいに誰とも一緒にいないんだけど・・・
高校生の時の修学旅行の行き先が、ニュージーランドだったのね。
先輩方の話を聞いたり写真を見たりして、もうみんな行く気満々やったんよ。
でもその年に、アメリカの同時多発テロが起きて海外旅行が禁止になった。
ニュージーランドに行く!っていう気持ちは消えなくて「こうなったら自分で行こう!」と思ったんよね。
で、社会人になってお金を貯めてきたんだけど、その時冬ソナにハマっちゃって。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-momoko.jpg” name=”Momoko”]それで、韓国に一年間ワーホリに行きました![/speech_bubble]
・・・一同爆笑・・・
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ar30-momoko.jpg” name=”Momoko”]日本に帰ってからしばらく働いたんだけど、気がついたらもうワーホリビザを取れるギリギリの年齢になっていてね。
慌てて、ニュージーランドとオーストラリアの両方のワーホリビザを取って、どちらにいこうか悩んだの。
でもやっぱり、高校生の時のあの気持ちを思い出して、ニュージーランドに決めた。
こんな感じで、ニュージーランドに来ました。[/speech_bubble]
それぞれが思いを抱えてやって来たニュージーランド。
でも誰一人、仕事を辞めようか迷ったという発言はありませんでした。
強い意志を持っているからこそ、それぞれのワーホリがとても充実していることが窺えます。
最後に
アラサー女性が、会社をやめてワーホリに来る理由は様々です。
共通しているのは「行くということを決断して、実際に行動に移したこと」。
それぞれが胸に秘めた思いがあります。
ワーキングホリデーはただ遊んでいる一年ではないということを、熱い思いを持った人たちがこれからどんどん証明していくことになるでしょう。
未来に向かって挑戦と努力を続ける、本気で熱く語ってくれたアラサーの女性たちはエネルギッシュでパワフルで、とっても良い刺激になりました。
日本にいたら出会うことがなかったであろう人たちと、日本ではない別の国で出会うという素敵なご縁。
充実した時間をありがとうございました!
with LOVE, nana