こんにちは。nana(@nana_in_nz)です。
今回も、どっぷりあゆちゃんのライブのことです。
M(A)DE IN JAPANのコンセプト。それは日本の四季。
しかしそこにはもうひとつのテーマがあるという。
日本の四季は、ご存知の通り春夏秋冬。
この度のライブは各章に分かれていたが、単純に4つの四季に分かれているものではなかった。
四季に幾つかの章が加わり、以下の7章で構成されていた。
- 春の章
- 梅雨の章
- 夏の章
- 無の章
- 秋の章
- 冬の章
- 終わりの始まりの章
浜崎あゆみが伝えたかったことは、日本の四季の素晴らしさや日本を誇りに思うこと…それだけではない。
もうひとつのテーマとはなにか、考えてみる。
それは「人の一生」かな…もっと掘り下げて、あゆちゃんがある人へ送るメッセージなのかな…。
勝手な妄想で推測してみる。
M(A)DE IN JAPANのもうひとつのテーマとは?
春の章
ここでは芽吹き、花が咲く。新しい生命が誕生。
自分のために生きる。わたしはわたし。誰のものでもない。
梅雨の章
内に入っていく心をどうにかして和らげようとする。
人を傷つけたことに対する恐れや不安。
永遠を永遠に信じられるかな。
夏の章
怖いものなど目にも留まらぬくらい何もかもがキラキラしている時。
そんなひたすら楽しいという感情でいっぱいのとき。
迷う必要なんてない。夢中になった。
それが運命だと信じていたかった。
無の章
今までの楽しい時間は夢だったの?と思うくらいすべてのことに前向きになれないことがある。
きっと心の中にある思いを伝えられなくて苦しいとき。
誰も自分のことをわかってくれないんだと思って周りの人を信じられず、自分さえも信じられなくてもがいている。
そんな時に羽根のない天使が現れる。
秋の章
葛藤を乗り越えてようと辛いながらも立ち向かうことを決めた。
夢の中で生きているんじゃない。
僕が生きているのはリアルな世界だ。
だからこの世界を生き抜く。
あの時流した涙に失礼なことのないように。
誰かのために生きるのも悪くないかもしれない。
冬の章
ただひとつの願い。
いつまでも君を好きでいさせてほしい。
ひとつも忘れたくない君との出来事。
静かにその旅路に幕を下ろすのだろう。
終わりの始まりの章
人はその一生を終えたあとも生き続けることができる。
それは誰かの心の中で思い出された時。
終わりの始まり。それは人生を終えたあと、誰かの心のなかで生き続けるということ…。
君を咲き誇ろう
美しく花開いた
vogue
と、自分の心のなかで咲き続けていることを歌う。
そしてその人生に幕を下ろしたあとも、あなたの代わりになる人はいないんだとして
これまでも これから先もね
永遠の Only one
You are the only one
という思いを強く伝えている。
You are the only oneの大サビはすごい。
You are the only one
このフレーズだけが何度も繰り返される。
何度も何度も。
それだけ強い思い、伝えたい思いなのだ。
大阪公演だけで流れたスライドショー
アンコールは定番の曲やみんなで振り付けをして盛り上がったりするのが恒例だ。
もちろん大阪でも大盛り上がりのアンコール。しかし一つだけ、今までとは違う点があった。
TODAYのインストが流れる。あゆちゃんが地元へ寄せる思いがそこに綴られていた。
(画像はMIDORI/翠さんの作品)
一文ずつ黒背景に白文字でスクリーンに映し出される。
間には熊本の被害状況の様子だったり、子どもたちが走っているところや子どもとおじいちゃんが手を繋いで微笑んでいる写真なんかも映しだされていた。
最終日は、熊本でこのライブが生中継されていた。
あゆちゃんがいつもアンコールの一番最後にダンサーズ・パフォーマンスチームを紹介するシーンがある。
このとき全員を紹介し終えたあといつもは
と言うのだけれど、この日は違った。
そして力強く
と。
そのあとに
いつもの「今日ここにいるみんなー!」って言ってない?
って、一瞬思ったけれど、それだけ思いが溢れていたのだなって。
あゆちゃんが感謝している気持ちはみんなよくわかっている。
こんなにも深く全方向に頭を下げてお礼をいうあゆちゃんだもの。
こうして会場全体に向かって深いお辞儀をする、浜崎あゆみがここにいるのだ。
これで終わりではなかった
7月18日にツアーファイナルを迎えたM(A)DE IN JAPANではあるが、あゆちゃんはまた翌日に熊本へ支援に行っている。
そしてダンサーズとともにTraumaを歌い、被災地の方々と一緒に踊ったそう。
ツアーが終わって一休み、じゃないのが浜崎あゆみ。
その日のTwitterでこう書いている。
まだまだ走り続けるあゆちゃん。
どうか体に気をつけて、時には歩いてみたりしながらマイペースに走って行ってほしいと思う。
あゆちゃんがM(A)DE IN JAPANで伝えたかったことは、今はまだあゆちゃんだけが知っている。
with LOVE, nana