こんにちは。オーストラリア、ニュージーランドと2カ国のワーキングホリデーを経験したnana(@nana_in_nz)です。
これからワーホリへ行こうと思うあなたにとって「どのくらい費用がかかるのか」というのは一番気になることのひとつではありませんか?
わたしもワーキングホリデーでへ行く前はどのくらいの資金を準備すれば良いのか、現地で仕事が見つかるまでどのように生活できるのか不安に思っていたことがありました。
そこで今回は、実際にわたしがワーキングホリデーに行く前に使った金額と内訳をシェアしてみようと思います。
渡航前にかかった費用
航空券
必要度 ★★★★★
航空券がないと現地にたどり着けません。なのでこれは必須。
スカイスキャナーという各会社の航空券を調べられるサイトを使って調べて、一番安かったjetstarで予約しました。帰国の計画を一切立てていなかったので片道航空券です。
スカイスキャナーやサプライスという比較サイトでは各航空会社を比較しながら調べることが出来るのでオトクな航空券を見つけやすいです。
航空券にかかった費用・・・北海道〜成田〜ケアンズ〜シドニー(片道) 80,000円
語学学校
必要度★★★☆☆
英語は高校卒業後5年間全く触れていなかったので語学学校へ行くことにしました。
自分で手配することも出来ますが、右も左もわからない状態だったので無料エージェントに相談して決めました。
わたしが利用したエージェントでは、語学学校とホームステイを一緒に申し込むと少しお値引きしてくれたはず。(5年も前なのでうろ覚えですが・・・)
語学学校は必ずしも通う必要はないですが、わたしは通って良かったと思っています。
日本で英語にまったく触れていなかったうえに勉強もほとんどしていかなかったため(勉強していったほうが絶対にいいです!!)、生活に必要な「コーヒーください。」「このバスは◯◯へ行きますか?」ということを初めて身につけました(こういう簡単な英語の勉強って日本でもできるんです!!)。
あとは英文履歴書の書き方や求人応募の際の文なども現地の先生に直接教えてもらえたのでとても良かったです。
もし出来るなら、語学学校へ通うならワーキングホリデービザではないほうが良いかな、ということも思いました。
学生ビザや観光ビザで学校へ通って、ワーキングホリデービザで滞在するうちは習った英語を活かして一年間好きなことたくさんする!というのをおすすめします。
ワーキングホリデーのうち、学校に費やす12週間は長かったと思っています。
語学学校の費用は、ホームステイと一緒に申し込むことでお得になりましたので、後述します。
ホームステイ
必要度★★★☆☆
ホームステイは、初めて海外へ行く人や着いてから数週間の生活環境を確保しておきたい人にとっては安心です。
人によっては合わないことなどもあるので、短めに設定して良いなと思えば延長という方法もあります。
語学学校12週間とホームステイ4週間にかかった費用・・・60万円
ワーキングホリデー保険
必要度 ★★★★☆
ワーキングホリデーのように海外長期滞在するときのための保険があります。その名もワーキングホリデー保険!!(そのまんまですね。)
大手だとAIUのワーキングホリデー保険(2022年現在「海外旅行保険ワーキングホリデープラン」)があり、わたしも最初の一年間はAIUのワーキングホリデー保険に加入していました。
もともと出来上がったプランよりも自分で必要なものを選んで掛け金を決めるほうがお得です。
ワーキングホリデー保険にかかった費用・・・17万円
現地に持っていくお金
必要度 ★★★☆☆
現地へお金を持っていく方法は、現金、トラベラーズチェック、キャッシュパスポートや外貨送金などがあります。
またクレジットカードの外貨キャッシング機能を使うことも可能。
それぞれの説明はここでは省略しますが、わたしはKVBの外貨送金で資金を送金しました。
この方法だと、落としてしまう心配もないし現地でも大金を持ち歩かずに済むので便利です。
KVBは2018年1月より、取扱いが日本円100万円以上、オーストラリア・カナダ・ニュージーランドドルはそれぞれ10,000ドル以上となりました。
KVBの外貨送金は現地に銀行口座を持っていなくても利用できます。
流れは次のようになります。
- 日本円でKVBの銀行口座へ振り込む
- 現地で銀行口座を開くまで、KVBの銀行口座で一時保管
- 現地で銀行口座を開設後、現地のお金に両替されて入金
現地口座を開設してから送金するなら、以下の記事もご参考にどうぞ。
この外貨送金のほかに、現地ですぐに使う可能性のある金額を現地通貨に両替しておきました。
外貨送金と現地通貨への両替・・・外貨送金30万円、両替10万円
国外運転免許証
公的な証明にはなりませんが、運転する可能性が少しでもあるならと思って取得しました。
国外運転免許証(国際免許証)は発行日から一年が有効期限ですから、出発ギリギリに申請すると良いでしょう。
北海道の田舎では、申請したら15〜30分程度で発行されました。
国外運転免許証・・・2,400円
まとめ ワーホリ渡航前にかかった費用総額
それでは、オーストラリアのワーキングホリデー渡航前にかかった準備費用の合計を見てみましょう!
- ワーキングホリデービザ申請費用・・・(当時)3万円
- 片道航空券 北海道〜成田〜ケアンズ〜シドニー・・・8万円
- 語学学校12週間とホームステイ4週間・・・60万円
- ワーキングホリデー保険・・・17万円
- 外貨送金・・・30万円
- 現金への両替・・・10万円
- 国外運転免許証・・・2,400円
自分でも改めて見てみると驚きですが、かかった費用は約128万円!
ワーキングホリデー渡航前にこんなにお金をかけていたのですね。
初めての海外長期滞在で心配になりすぎたからかもしれませんが、自分でも後から計算してビックリしました。
しかし…これらは必要最低限に絞れば48万円にだってできるんです。
なぜ48万円かって…?
それは、わたしのニュージーランドでのワーキングホリデーの準備費用が48万円だったからです。
必要最低限とはなにかというと、航空券代と現地で必要な数日〜数週間分のお金。
保険は現地で手配することも出来ますよ。
参考までに、わたしが2カ国目のワーキングホリデーでニュージーランドへ来たときにかかった費用を書いておきますね。
- ワーキングホリデービザ申請費用・・・無料
※ワーキングホリデービザ申請時に必要なレントゲン検査代・・・1万円 - 片道航空券 北海道〜成田〜シドニー〜オークランド・・・8万円
- 海外長期滞在保険・・・9万円
- 生活に必要な初期費用・・・外貨送金で30万円(ワーホリ後にオーストラリアの銀行口座に残っていたお金をニュージーランドの銀行口座に送金しました。)
以上合計約48万円です。
ワーキングホリデーは、運とタイミングが良ければ渡航直後から仕事ができます。
究極を言うと渡航先までの航空券と仕事が始まるまでの数日間を乗り切るお金があればワーキングホリデーを始められるのです。(あまりおすすめはしませんが・・・)
ワーホリで必要な費用は、あなたが決められます。
何が必要で、何はなくても良いのか、何を優先したいのか?自分自身でしっかり考えて、後悔しないようにしっかりタイミングを掴んで渡航してくださいね。
あなたのワーキングホリデーが、充実したものとなりますように!!
with LOVE, nana