なんでも思ったことが顔に出てしまうnana(@nana_in_nz)です。
「言わなくてもわかる」というのは「空気を読む」という日本の奥ゆかしい文化の一つでしょう。
でも、本当にそうなのでしょうか?
「彼の気持ちがわからない」と言いながら、相手には「言わなくてもわかるでしょ」なんていう考えを持っていませんか?
あなたがわかってほしいこと、相手には半分も伝わっていないどころか全く違うように捉えられているかもしれません。
なぜ、思っていることが相手に伝わらないの?
あなたの考えていることは相手が考えていることと同じではない
「おなかがすいたね〜」「そうだね〜」って恋人同士の会話があったとします。
ここであなたが「どこかで外食でもしたいなぁ」と思っている時に、相手は「疲れたしピザでもオーダーしようかなぁ」と考えているかもしれません。
いくらお互いに大好きで考え方が似ていたとしても、べつべつの人間です。
同じ言葉を発していても、頭の中は違うことを考えている可能性もあるということです。
言わずに生まれた誤解は自業自得といえる
あなたと相手の考えていることは違うのに「きっと相手も同じだろう」とたかをくくってしまったり、相手に期待してしまうと誤解を生みやすくなります。
そこから生まれた誤解は相手のせいにしてしまうのは、相手にとっても残念なこと。
しっかりと相手に伝えようとしなかった自分が生んだものと考えて、今後同じことを繰り返さないようにすれば良いんです。
態度だけでは何を望んでいるのかわからない
「言いたいことをわかってほしい」と言っても、他人が考えていることを予測するのは時にとてもハードルが高いです。
とくに女性が怒っている時は一番厄介ではないでしょうか?
男性の「ごめんね」も「そっとしておこう」も効果なし。
「なんで分かってくれないの!」とさらにヒートアップ。
そんなの、伝わるはずないですよね。勇気を出して、わかってほしいということを伝えてみることでアッサリ解決することもあります。
ひとつひとつ説明しているうちに「あれ、なんで怒っているんだっけ?たったこれだけのことだったんだ。」と思って落ち着いてくることもあるかもしれません。
どんなに伝えても理解できないことや受け入れられないこともある
究極をいうと、どんなに丁寧に気持ちを伝えてもわかってもらえないこともあります。
それも人間だから仕方のないことです。違う環境で育ち、違う価値観を持つ他人同士なのですから。
たとえば、お気に入りのTシャツ。たくさん着たので襟がよれ、生地もナヨッとしてきました。
- お気に入りだからまだまだ着ていく
- 役目を果たしてくれたからありがとうと言って手放す
こういったことでも、それぞれ違うかもしれないですよね。
このように、伝えても理解できないことがあるんです。
なのに言葉にせず、伝えようともせず、相手にわかってもらおうというのはあまりにおかしなことだなぁと思います。
わかってもらいたいし、相手を理解したいから伝え続ける
わたしはもともと感情を表に出していくタイプです。
イライラしてしまう時もガマンせずに全部出し、2秒後には「爆発してごめんね。」と謝ってしまうタイプ。
ただの気分屋と言われたらそれまでかもしれません。
でもそれで大喧嘩したり、「わかってもらえない」と嘆くこともありません。
同時にわたしは「大好き」もめいっぱい伝えます。
毎日一緒にいても「大好き」という気持ちはどんどん溢れて留まることを知らないから、毎日毎日たくさんの「大好き」を伝えます。
決してその言葉が安っぽくなることはありません。心からの気持ちをこめて伝えます。
まとめ わかってもらえると思わず、気持ちを言葉にして伝えよう
言わなくてもわかるだなんて、いつまでもそんなことでは伝わりません。
あなたの気持ちを、不器用でもヘタクソでも、相手に伝えることをまずしてみましょう。
上手になんて思わなくていい。
大事なことは、あなたの口から出てくる言葉ということです。
気持ちを伝えて、理解して、理解できない部分も受け入れて、そうやって関係は深く強くなっていきます。
彼に気持ちをわかってもらいたいなら、その方法はとっても簡単。
あなたの言葉で気持や感情を伝えることが彼にわかってもらう一番の近道です。
恥ずかしがる必要はありません。ちょっぴり勇気を出して、そんなちょっと恥ずかしいという気持ちも一緒に伝えてみてくださいね。
もっと 大きな声で
もっと 大きな愛を叫んだら
ちょっとは伝わるかな(Sunrise ?LOVE is ALL? 浜崎あゆみ)
「伝えようと精一杯叫んだら、やっとちょっとは伝わる」
そんなレベルなんだと思ったら、ちゃんと全力で伝えようって思いませんか?
ほんとうは、あなたが恋人に一番伝えたいこと・わかってほしいことって、大好きという気持ちではないのかなぁ。
恋するすべての人たちが、素直に「大好き」を伝えられますように。
with LOVE, nana