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仕事中眠いのはなぜ?眠気を覚ます方法を実践してもダメなとき、原因は思わぬことかもしれない

こんにちは。nana(@nana_in_nz)です。

 

あなたは、「仕事中に突然眠くなる」という経験をしたことはありませんか?

緊張感をもっているはずなのに突然意識がなくなって眠りに落ちてしまい、怖くなってしまったことはありませんか?

もしくは、あなたの周りに「え、うそ。今のこの状況で寝てたの?」なんていう人はいませんか?

 

実はわたしは警察官だった頃、張り詰めた空気なのに突然ガクッと寝落ちしてしまうということがあったんです。

警察学校での規則正しい生活リズムが、卒業後の交番勤務で大きく変わりました。朝起きて出勤してから翌朝〜お昼ころまで起きているという非常に不規則な状態だったのです。

でも、それはわたしだけではなく他の同期たちももちろん同じです。

 

  • 交替勤務に体が慣れていないからかも知れない、甘えちゃダメだ!
  • みんなも眠いし疲れているのに、わたしは気が緩んでいるんだ・・・
  • しっかり起きているためにも、前の日はたっぷり寝ておかなきゃ。

こんな風に思っていて、寝てしまわないようにと集中力を使っていました。

 

それなのに寝ないようにすればするほどに寝落ちしてしまう回数が増えるのです。夜中だけでなく、夕方やまだお日さまの高い時間帯の昼間にも、同じ状況になることがありました。

 

でも実は、眠くなるのはダラケているからではなかったんです。

もしそのことを知らないままでいると、「自分はダメな人間なんだ」と責め続けてしまうかもしれません。そういう人に対して、「あいつはいつも集中力がないなぁ」と、イライラしてしまうかもしれません。

 

そうならないためにも、仕事中に眠くなるのはどうしてなのか原因をきちんと知っていきましょう。

仕事中に眠くなる原因とは?

仕事中に眠くなる原因とは何が挙げられるでしょうか。

 

  • 前日に夜更かしをした。
  • 普段からの疲れが溜まっている。
  • 淡々とした作業に飽きてきた。
  • 午前中に集中した疲れが午後に来た。
  • ランチのあとで体がポカポカしている。
  • 不規則な生活リズムなので眠くなりやすい。
  • 生理前・生理中のために眠気を感じる。

こういった経験がある人も多いかもしれませんね。これらのことが原因だった場合は、その日を乗り切れば、翌日や数日後には元通りになります。

 

わたしも最初は、「慣れない不規則な生活リズムのせいかな」「だんだん治ってくるかな」と思っていました。

そこで、いろいろと眠くならないようにする対策などを調べたんです。

仕事中に眠くなる場合の対処法

仕事中に眠くならないようにするために事前に対処する方法と、眠くなってしまったときの対処方法をご紹介します。

眠くならないための対処法

眠くならないようにするには、ふだんから質の良い睡眠を心がけるのが一番です。

睡眠時間を十分に摂ることはもちろんですが、寝る前に軽くストレッチをして体をほぐす温かい飲み物を飲むなどして快眠できるようにします。

逆に、寝る前にはテレビやパソコン、スマートフォンなどの光をできるだけ見ないことで眠りやすくなります。

 

そういっておいてなんですが、「寝たまんまヨガ」というアプリがおすすめです。寝る前に体も脳みそもリラックス出来る状態になります。

とっても有名なので知っている人も多いかもしれませんが、ぜひお試しください。

寝たまんまヨガ 簡単瞑想: リラックスした睡眠で不眠解消!
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このほか、出来るだけ食事を眠る直前には摂らないようにする・適度に運動やウォーキングをするなど様々な面から工夫できると良いですね。

眠くなってしまったときの対処法

仕事中に眠気がじわじわと襲ってきた・・・!いい度胸だ、戦おうじゃないか!

 

ということで、武器を取り揃えてみました。

  • 熱〜いブラックコーヒー
  • スッキリするフリスクやミンティア
  • 立ち上がって伸び伸び
  • ツボ押し

どれもあんまり強そうな武器ではないのですが・・・なんとかその場はしのげそうです。

 

 

眠気を抑えるツボはいくつかあるようですが、わたしはこの中指の先にあるツボを押していました。

眠気を抑えるツボ

左右とも、反対の手でギュッと強くつまんで揉み込みます。意外と気持ちが良いですよ。

仕事をしていても頻繁に寝てしまうなら、睡眠障害が原因かも

自分のできることを試したけれど、改善しないどころか、今日も居眠りを注意されてしまった・・・。

 

そんなあなたは、睡眠障害を疑う必要があるかもしれません。

睡眠障害という言葉を聞いたことがありますか?

眠れない・寝付きが悪い症状で知られる不眠症だけでなく、過眠症睡眠呼吸障害むずむず脚症候群などざまざまな症状があるんです。

 

睡眠障害専門のお医者さんがいるようですが、まだあまり多くないようです。精神科、精神神経科もしくは心療内科で受診できます。

勤務中に眠くなったわたしの症状

眠いという「症状」を認識して、受診に至るまで

実はわたしも、なんでこんなに眠いのかと睡眠について調べていたときにそういった情報を見て

[speech_bubble type=”std” subtype=”L2″ icon=”prof-photo-02.png” name=”nana”]わたし、精神的に問題があるのかな・・・[/speech_bubble]

と、怖くなってしまったんです。

 

でも、症状は悪化していました。夜中だけではなく昼間や朝の出勤直後でも、気がつけば力が抜けて頭がガクンと落ちてしまうのです。

 

上司はわたしの様子をずっと見てきて、同じように最初は「体のサイクルがまだ慣れていないんだろう」と思っていたようです。

それが数週間経っても変わらず、さすがにこれはおかしいと相談に乗ってくれて病院へ行くことを勧めてくれました。

眠気をコントロールするため、半年間の神経科への通院

神経科に通うことになるとともに、これまでの交番勤務から課を移り日勤に切り替えてくれました。

そして、自分の眠気と向き合う日々が始まります。

 

最初にお医者さんから日付けとグラフが記載されたノートに睡眠記録をつけるように指示がありました。朝起きた時間ベッドに入った時間はもちろんですが、一日のなかで眠気が襲ってきた時間もチェックします。

 

これを見てお医者さんが診断するわけですが、わたしの場合は重度の睡眠障害ではありませんでした。

不規則な生活リズムに加えて、新しい環境になったことによるプレッシャーやストレスも原因ではないかとのこと。

 

この睡眠チェックをしながら、毎日同じ時間に寝る・起きることを繰り返し、4,5ヶ月経った頃に一度だけ当直勤務をしました。

それがクリアできたので、当直の回数を増やしていき、半年後に交番勤務に復帰したのです。

仕事中に眠くなることに悩んでいるのは、あなただけじゃない

仕事中に眠くなること、誰でも一度や二度はあるかもしれません。

 

でも、それが毎日のように起こったり、充分な睡眠を摂っているのに眠くなってしまったり・・・寝たいと思う気持ちは一切ないのに、体がそうはいかない

 

そうしたら、あなたの体からのサインに耳を傾けてあげてくださいね。ピンと張りつめたままの気持ちをすこし緩めてあげるときなのかもしれません。

 

病院へ行くのはちょっと・・・と思うかもしれません。

でも、もし自分で改善できないのならば、専門家に診てもらって大切なあなたの身体と心を開放してあげるのが一番です。

あなたの心や体が回復出来るように人の手を借りることは、なにも悪いことではないのです。

 

with LOVE, nana