こんにちは、先日初めてトランジットで観光を楽しんだnana(@nana_in_nz)です。
「トランジットで観光してみたいけど、旅に慣れていないし大丈夫かな・・・?」と不安になっていませんか?
実はわたしも、トランジットで観光をするのは初めてで
と心配だらけでした。
元警察官なのに、超方向音痴なんです・・・
でも、事前にしっかり調べてそのとおりに行動すれば、初めての場所でも迷わずに観光を楽しむことが出来たんです。
道に迷うのも旅の醍醐味ですが、トランジットとなると話は別ですよね。
タイ・バンコクでの乗り継ぎで待ち時間があるときは、ぜひ空港の外へ出て観光も楽しんでみてください。
初めてのタイがトランジットだとしても、しっかり調べておけば大丈夫ですよ。
初めてのタイなら、やっぱり有名なワット・ポーが観たい!
今回は初めてのタイ・バンコクということで、定番の観光地「ワット・ポー」を訪れることにしました。
タイ🇹🇭でtransitが8時間あったら何ができるかな?空港だけじゃもったいないから外に出たいな〜。
マッサージ・パッタイ・お寺。どれも楽しみたい。
実はこんな長い待ち時間初めてで、出たら帰ってこれるのか心配…@tabijokai のみなさんならどう過ごしますかー?
? nana@TA from NZ (@nana_in_nz) 2017年10月13日
旅が好きな方々ならどうするかしら?と思ってこんなツイートをしてみたら、ありがたいことにすぐに回答が来ました。
バンコクだったですわよね。
確実に電車でバンコク市内行けば4時間はあるから、水上バスでワットポーみてタイマッサージ総本山で20〜30分マッサージやってからおいしーとこでメシたべるw? えりお (@korilakkuma0714) 2017年10月13日
ということで、このルートに決定!
※2017年10月現在の情報です。
スワンナプーム国際空港
↓ エアポートレイルリンク・約25分・45バーツ
Phaya Thai(パヤータイ)※乗り換え先の改札まで徒歩約5分
↓ BTS Sukhumvit Line・約5分・Saphan Taksinまで44バーツ
Siam(サイアム)※乗り換えは降りた反対側のホーム
↓ BTS Silom Line・約15分
Saphan Taksin(サパーンタクシン)
↓ 2番出口から出て、徒歩約3分
Sathorn(Central)(サートン船着場)
↓ 水上バス・約15分・50バーツ
Wat Arun/Tha Tien(ターティアン船着場)
↓ 渡し船・約3分・4バーツ
Wat Pho
帰りは、初めてのタイということもあって安全パイで同じルートを反対に戻りました。
空港からワット・ポーまでの経路
空港からエアポートレイルリンクでPhaya Thaiへ
空港に到着したら、必要な手続きを済ませていざ出発!
エアポートレイルリンクに乗るため、地下1階へ行きましょう。
必要なら、エアポートレイルリンクに乗る前のところにあるお得な両替所でタイバーツへの両替も忘れずに。
エアポートレイルリンクのチケットは、自動販売機で購入できます。
画面がタイ語で読めない!と思ったら、右上に「English」のボタンがあるので言語を切り替えます。
これで大丈夫。
行き先(今回は「Phaya Thai」)を押して、お金を入れるとチケットが出てきます。
このチケットを改札でICカードのように「ピッ」として通ります。
改札を出るときにも使うので、うっかり失くしてしまわないように注意!
ホームにはドラえもんがいました。
エアポートレイルリンクの車内はきれいな印象でした。クーラーが効いていて、涼しいというより寒いかも。
約25分でエアポートレイルリンク終点の「Phaya Thai」に到着。
ここで乗り換えです。
改札を出る時は、コイン型のチケットを貯金箱にチャリーンと入れる感覚で、コインを投入口に入れます。
Phaya Thaiで乗り換え・BTS Sukhumvit LineでSiamへ
Phaya Thaiに到着したら、エアポートレイルリンクからBTSに乗り換えます。
赤い看板の方向へ行きましょう。
「BTS」の方向へ進みます。
改札を出たら、両替所があります。
通り過ぎて真っ直ぐ進むと、大きな矢印の看板があります。
BTSの方向を示していますので、このまま進みましょう。
BTSのチケット売り場に着くと、自販機があります。
ここはコインのみ使用できるとのことで、わたしは直接窓口へ行きました。
窓口で行き先を告げると、チケットが渡されます。
何度も使われたような中古感が漂う片道切符。
裏面は路線図となっているので便利です。
「To Samrong」と書いてある1番ホームへ向かいます。
Siam駅はPhaya Thai駅の2駅先です。
駅のホームは、安全対策もしっかり施されていました。
時刻表を見ておかなくても、すぐに次の電車が来ていました。
乗り換えのSiam駅まではすぐです。
SiamでBTS Silom Lineへ乗り換え・Saphan Taksinへ
Siam駅に着いたら、同じBTSのSilom Lineへ乗り換えをします。
東京で言うと、JR山手線からJR中央快速線に乗り換えるようなイメージ。
右側のSukhumvit Lineから降りますので、クルッと後ろを向いて反対側のホームへ。
反対側のホームがSilom Lineです。
スタイリッシュな電車です!(わたしの地元を走っているJRよりも立派!)
Saphan TaksinからSathorn船着場へ
Saphan Taksinに着いたら、今度は船着場を目指します。
出口はたくさんあるように見えますが2つです。船着場は2番出口。
イラストも描いてあるのでわかりやすいですね。
階段を降りて進んでいきます。
道なりに歩いて行くと、船着場の入り口が見えてきます。
Sathorn船着場から水上バスでWat Arun(Tha Tien船着場)へ
水上バスはChao Phraya Tourist Boatというのが正式名称のようです。
わかりやすいチケット売り場の看板。
水上バスは片道50バーツです。
時間があるときなら、一日乗り放題チケットを180バーツで購入できます。
片道チケットはレシートタイプ。
そうそう、Saphan Taksin駅を出てからSathorn船着場に着くまでに、ペットボトルのお水を配っていたのでいただきました。
暑いところなので水分必須です。
ウォーターボトルは持っていましたが、配ってくれたのでありがたくいただきました。
2階建て(と呼ぶのかな?)の水上バスに乗ります!
今回より旅のお供となった北海道限定のキティちゃん。
水上バス2階?からの眺め。
出発時間が近づいて来たらスタッフのおばちゃんがやってきて、チケットの確認をしてくれます。
レシートタイプのチケットを見せると、ビリっ!と破って確認終了。
のんびりと水上バスが走ってゆきます。
Wat Arunで降りて、渡し船でWat Phoのある対岸へ
Wat Phoへ行くには、Tha Tein船着場で水上バスを降ります。
ちょっと分かりにくいかもしれないのですが、マップにも船着場の名前よりも大きく「Wat Arun」と書いてあります。
近くに来ると見えてくるので、すぐに分かるはず。
水上バスでも、英語で「Wat Phoへ行くならここで降りてください。 」とアナウンスもありますし、降りる観光客もたくさんいます。
初めてのタイでこの景色を目の当たりにして、一人なのに思わず「わぁ・・・」と声が漏れてしまいました。
しかし、わたしにはゆっくりと観光している時間がない。だって、ただのトランジットですから。
限られた時間の中でWat Phoを観るという目的を果たしたい!!
Wat Arunを横目に、対岸へ渡る渡し船乗り場へ向かいます。
渡し船は片道4バーツ。
チケットなしで、お金を払ったら小さな回転ドアをするっと抜けて進みます。
ロングスカートやサンダルの方はとくに足元に気をつけましょう。
渡し船は人がいっぱい。約3分で対岸に着きます。
対岸へ向かう渡し船から見たWat Arun。
対岸に着きました。
足元が濡れているので気をつけましょう。
背伸びをしていないのにこんなに天井が近い。
日本語でも頭上注意のサインがあります。足元も滑るから気をつけて。
お土産屋さん。床が川に浸っている。
頭も足元も、加えて左右も広いところではないので気をつけて歩いていきましょう。
トランジットでワットポー観光を楽しむ
道沿いに歩いていくとすぐにWat Phoに到着。
ワット・ポー入場にかんして
お肌の露出が多い服装は入場拒否されます。
もし持っていない場合、入口付近でロングパンツや大判ストールなどが売っているので購入し、お肌の露出を抑えた状態で入場することが出来ます。
入場料は100バーツ。
チケットの左側にある「Free」は、お水の引換券です。
さっそく行ってみましょう!!
おおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜!!!
おっき〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
高校生の時に修学旅行で見た奈良の大仏は見上げる感じで大きい〜〜〜!でしたが・・・
タイでは、まさかの、いきなり顔!!笑
写真では伝えられない迫力。
背中。のっぺりしていた。
壁の絵もとても繊細でした。(語彙力乏しい・・・)
暑いので扇風機も回っていました。
観光っぽい一枚。
一人で観光に行くと忘れがちなんですが、訪れた観光地で自分が写っている写真はたくさんじゃなくても良いので撮っておいたほうが良いと思います。
「訪れた」という感覚になるし、ここで写真を取り合っこした方たちとの会話を楽しめたり素敵なご縁があるかもしれません。
マッサージが激安!
今回のトランジットでやりたかったことのひとつが、マッサージ。
長旅のクライマックスなので、一度疲れをとっておきたかったんです。
※ 今回の旅 ※
シュトゥットガルト(ドイツ)→イスタンブール(トルコ)→バンコク(タイ)ここ→オークランド(ニュージーランド)
看板に書いてある「Massage」の文字を見つけ、さっそく向かっていきます。
途中でゆっくり観たくなっても・・・・
写真だけパシャリと撮ってすり抜けて・・・・
おっ、ここっぽい!!
マッサージの価格表がこちら。
どーん!!
全身マッサージしたかったわたしの所持金(帰りの交通費を除く)・・・
240バーツ・・・!
しかしラッキーガールなわたしは、なんとかマッサージを受けることができました。
このとき実は、水上バスで一緒になった一人旅をしていた方と一緒にWat Phoを観ていたんです。
正直に、帰りの交通費よけたら20バーツ足りないって言うと、マッサージ代を全額払ってくれました。
「数十分前、はじめて出会った人にマッサージ代を支払う。」
こういうお金の使い方もあるんだなぁと、感謝しながらもいろんなことを考えたのでした。
(知らない人なんだから、マッサージを受けないように促すとか20バーツの不足分だけあげるということも出来たのになぁとか。)
ちなみに260バーツは、だいたい900円くらいなので激安です。(自分で払えなかったくせによく言う・・・)
物価が安いからと高をくくって、あまりに両替がギリギリだとこうなるのでご注意を。
帰りは同じルートをたどって迷わずに空港へ
帰りは学校が終わる時間だったようで、学生さん含め人がかなり多かったです。
電車内も混雑してる。
BTSの乗り換えは行きと同じく反対側のホームなので簡単。
BTSからAirport Rail Linkへの乗り換えも、Phaya Thaiで降りて看板を見つけたらそれに従えば問題ありません。
Phaya Thaiからエアポートレイルリンクに乗れば、全部スワンナプーム国際空港の方向です。
空港行きの電車のためか、セキュリティチェックあり。
とはいえ、ただゲートを通過するだけで、とくに所持品検査などはありませんでした。
トランジットの観光で気をつけたいこと
観光を楽しみすぎて時間を忘れてしまう
観光後に空港に戻ってから、各種手続きがあることをお忘れなく。
搭乗手続き、手荷物検査、入国審査は時に時間を要します。
両替する金額が多すぎる/少なすぎる
はじめに交通費が往復合計いくらになるのか、また施設の入場料などについては調べておきましょう。
わたしのように、たりないということがあると焦ります。
数時間だからと持ち物に手を抜く
どうせ数時間だし、と思って油断すると大変なことになるかも・・・!?
預けたままになってしまっても使えないので、機内持ち込みしておきましょう。持っていってよかったものをご紹介します。
大判ストール
飛行機内でもひざ掛けにしたり、首に巻いたり、クッションにしたりとよく使いました。
タイに着いてからも素晴らしい活躍で、電車内ではクーラーの寒さから、屋外では日差しから守ってくれます。
ワット・ポーに入場するときも肩に羽織っていたので、お肌を隠す役割を果たしてくれていました。
ウォーターボトル
暑い国なので、水分補給必須です。
サングラス
日差しが強くて眩しいので、目を守るのにサングラスは身につけておきましょう。
何時間あれば観光を楽しめるのか
今回のトランジットですが、わたしは空港に到着した時間が午前9時30分頃、乗継便が午後6時45分発でした。
2時間前の午後4時45分には空港に到着していたかったので、自由に使える時間は約9時間。
この9時間の中には入国審査、荷物預け、タイバーツへの両替なども含まれています。
事前に荷物の預かり所や両替についても確認しておくとスムーズに出来て、その分の時間も観光に費やせます。
わたしの場合、タイに到着してからの入国審査が5分、さらに出国審査と手荷物検査も15分くらいとかなりスムーズに出来たのでラッキーでした。
出入国審査は時間によっては行列になります。
心配な方は、戻る時間を早めにして、時間が余ったら空港ラウンジでのんびりするというのも良いでしょう。
空港ラウンジは敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、エコノミークラスでも使えますよ〜。
旅の途中でゆっくり出来る空間や時間が少しでもあれば、疲れ方がぜんぜん違うんですよね。
トランジットで観光して待ち時間を存分に楽しもう
乗り継ぎで待ち時間が長いとき、ただただ空港で過ごすのはもったいないですよね。
せっかく時間があるのなら、少しでも外に出て街を歩いたり観光したりすると、その国への印象が変わるかもしれません。
行きたい場所ややりたいことをひとつか2つに絞って事前にしっかり調べておけば、初めての場所でも観光出来ます。
タイ・バンコクでトランジットする方、ぜひワット・ポーを訪れてみてくださいね!
道に迷いやすいわたしでも、迷わずにたどり着けたルートのご紹介でした。
with LOVE, nana