こんにちは。浜崎あゆみさんが大大大大大好きなnana(@nana_in_nz)です。
先日、2017年のツアー『Just the beginning -20- TOUR 2017』の開催決定した浜崎あゆみさん。
なんと60公演も実施するそうで、あゆちゃんの体調を心配する声もあがっているほどです。
今年もあゆちゃんのライブのために帰国しようかと企んでいます。
さて、そんなあゆちゃんファンのわたしがあの有名な『シンデレラ』を書いてみました。
あゆちゃんファンの方、どうぞご堪能ください!
浜崎あゆみファンがシンデレラを綴ってみる
お母さんとのお別れ
はるかはるか数億年もの遠い昔(※01)とても美しくてやさしい娘がいました。
娘のお母さんは、早くに あの雲を越えて空へと続く 果てなき道のりを(※02)歩いていってしまいました。
お父さんは「この次の人生で 生まれ変わった時は 誰よりも早くお互いを 見つけ出してみせるからね(※03)」とお母さんに誓ったのです。
新しい家族
しばらくして、お父さんは二度目の結婚をしました。娘には新しいお母さんと二人のお姉さんが出来ました。
お姉さんたちのベストフレンドはダイヤモンドとローズ達(※04)。
新しいお母さんは、とりあえずいつも何かしら 不満がある(※05)ようです。とくに、自分の娘よりも新しい娘が美しいことが気に食わないようです。
お母さんと二人のお姉さんは、新しい娘に 何が起きても知らんぷりで(※06)、ただ自分の意見を人に押しつけて(※07)いました。娘は、黙ってただ頷いて 静かに目を閉じる(※08)のでした。
三人は娘を『灰をかぶっている』と言う意味で娘のことをシンデレラと呼びたがりました。
そんな三人を気に食わないシンデレラは「悪いけど黙っててくれる?(※09)」と言って灰を三人のほうへとはらってやるのでした。
ダンスパーティー
白い雪が街を染める頃(※10)、王子さまのお嫁さんを選ぶためダンスパーティーを開く事になりました。
どんな悲しみが襲っても どんな喜びに出逢っても どんな瞬間も 分かち合い生きていく(※11)女性は見つかるのでしょうか。
「あなたと出会うのは運命だったの(※12)!」と、二人のお姉さんたちとお母さんは大はしゃぎです。
そんなお姉さんたちの仕度を手伝ったシンデレラは、心から感情だけを剥ぎ取って 仮面に笑顔貼りつけ(※13)ニッコリとお姉さんたちを送り出しました。
お姉さんたちを送り出した後、シンデレラは「鳥のようにはばたけるなら 君の元へ飛んでいくでしょう。(※14)でも、わたしは行けない…。」と 泣く事さえも出来ないまま(※15)でいました。
その時、どこからか声がしました。
「女の子には女の子しか使えない魔法があるのよ(※16)♪」
シンデレラは、思わず「・・・? だれ?」とあたりを見渡します。
シンデレラの目の前に、可愛らしい妖精が現れました。
「シンデレラ。あなたに夢を見せたい。終わらなくて消えなくて そんな夢を見て欲しい。(※17)」
そう言って妖精が魔法の杖を一振りすると、かぼちゃの馬車が現れ、シンデレラはの汚れた服はキレイなドレスに変わっています。
そして妖精は、小さくて素敵なガラスの靴もくれました。
シンデレラは「ガラスの靴はきっと繊細すぎて この時代を駆け抜けるにはちょっと向いてない気がする(※18)。」
とちょっぴり不満を漏らしながらも、ガラスの靴を履いてお城へ向かいます。魔法が効くのは12時までと告げられました。
「just wanna have fun!(※19)」
「we can dance all night(※20)」
シンデレラは、お城でのパーティーが王子さまのお嫁さんを見つけるためのパーティーということも忘れてノリノリでダンスを楽しんでいました。
そんな自由奔放な姿に王子さまは一目惚れ。シンデレラは狂ったように踊って(※21)いましたが、あっという間に12時になる5分前。
慌ててお城を飛び出し、気づけばこんなに遠いところまで走ってきました(※22)。
王子さまは、落ちていたガラスの靴を拾って自分自身に問いかけました。
「例えばこのまま会わなくなっても それも仕方のない事と言って あなたは諦めるの?(※23)」
しばらく考えた王子さまは決意します。
「ぼくは、このガラスの靴の持ち主の娘と結婚します。」
ガラスの靴の持ち主
次の日から、王子さまは自ら駆け回り、手がかりのガラスの靴が足にぴったり合う女性を探しました。
そしてついに、シンデレラの家にもやって来ました。
二人のお姉さんたちは、奇跡なんて起こるわけも ない事くらいわかってるのに(※24)小さなガラスのクツに足をギュウギュウと押し込みました。でもどう頑張ってもガラスのクツは入りません。
「残念ながら、この家にはあの女性はいないようだな。」
と諦めて王子さまが帰ろうとした時、掃除をしながらこっそり様子を伺っているシンデレラが目に止まりました。
「いつまでそこでそうやって 指をくわえてるつもり(※25)ですか?お嬢さんも履いてみてはいかがでしょう?」
それを聞いたお母さんと二人のお姉さんたちは、大笑いしました。
「一体何を期待してるというの(※24)」
「バカみたいじゃない?(※26)」
シンデレラが履いてみると、ガラスのクツはピッタリです。みんなは驚きのあまり口もきけません。
するとそこへ、あの妖精が現れました。
「女の子には女の子しか使えない魔法があるのよ(※16)♪」
妖精が魔法の杖を一振りすると、シンデレラはたちまちまぶしいほど美しいお姫さまになっていました。
「あっ、あのシンデレラが?!」
王子さまのプロポーズ
お母さんと二人のお姉さんたちは、ヘナヘナと腰を抜かしてしまいました。
王子さまはシンデレラにプロポーズ。
「君の側にいさせて(※10)。どんな時だって どんな君であっても いつも受け止めるよ(※10)」
しかしシンデレラは「なりたかったものなら お姫さまなんかじゃない(※27)」と言って王子さまのプロポーズを断ります。
王子さまはショックを受けつつも諦めません。
「こんな風にいつまでも 君を好きな僕でいていいですか?(※28)」とアプローチを続けます。
シンデレラの心
懸命なアプローチを受けながらも、シンデレラは頑なに「ずっと変わらないものがここには ひとつあるから(※29)」と断り続けます。
そして「もう一度だけ あなたに逢いたい(※30)」と、思いを馳せていつまでも空を見つめているのでした。
・・・おしまい・・・
このストーリーに出てきた楽曲
ストーリーの「(※番号)」の前の部分で、浜崎あゆみさんの歌詞を引用しています。なかには複数回出てくる曲もあります。全部で30曲です。
※01 a song is born
※02 untitled 〜for her〜
※03 Story
※04 Eyes, Smoke, Magic
※05 WARNING
※06 Like a doll
※07 identity
※08 Rule
※09 Lady Dynamite
※10 CAROLS
※11 Virgin Road
※12 Microphone
※13 HAPPY ENDING
※14 Moments
※15 Memorial address
※16 Shake It ♥
※17 MY ALL
※18 Beautiful Fighters
※19 XOXO
※20 Feel the love
※21 Ladies Night
※22 vogue
※23 As if…
※24 HOPE or PAIN
※25 Sparkle
※26 Sayonara feat.SpeXial
※27 monochrome
※28 Days
※29 The Show Must Go On
※30 untitled for her… story 2
最後に
いかがでしたか?あなたの知っている曲はいくつありましたか?
ストーリーは本物のシンデレラと少し変えています。
お母さん・お姉さんたちに好き勝手言われ続けているのがシンデレラなのか?王子さまと結ばれるのがシンデレラの幸せなのか?
そういったところも、あゆちゃんの歌詞と一緒に考えながら書いてみました。
シンデレラは、王子さまは、果たしてどんな想いを胸に秘めているのかなぁと想像しながら…。
この先のストーリーはあなたの想像力におまかせします。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
with LOVE, nana