こんにちは。ニュージーランドへワーホリに来ているnana(@nana_in_nz)です。
※執筆当時2015年9月
ワーホリで初めに必要な手続き関係を、New Zealandに到着してから一週間で一通り終えました。
- ワーホリに到着したら、まず何をすればいいの?
- 入国してから必要な手続きについて知りたい!
という、これからワーホリへ来る方・到着したけど困っているという方の参考になれば幸いです。
こちらは2015年9月現在の情報です。
それ以降の時期については、新規改定されている場合がありますのでご注意ください。
ワーホリで到着したら初めにしておきたいこと
家を決める
最初はバックパッカーやホテル、またはホームステイをする方も多いかもしれませんが、ゆくゆくは自分でシェアハウスなどに移る方が多いと思います。
安心して住めるおうちを選びたいですよね。
もちろん、バックパッカーでの共同生活が好き!という方は長期滞在もアリですが、ここではフラットやシェアハウスなどの情報が載っているサイトを紹介します。
ニュージーランドにいる日本人ならみんな知っているであろうコミュニティサイト。
日本語のサイトなので基本的には日本語の投稿・やりとりがほとんどです。
英語に抵抗があっても、日本語のやり取りのことが多いので安心。
フラットメイト募集以外にもオーペアの募集、求人、個人売買などの掲示板もあります。
バンクアカウント(銀行口座)を作る
生活する上で銀行口座は必要ですよね。
家賃の支払い、働いたお給料の振込みなどもそうですが、普段のお買い物にも使います。
キャッシュカードはエフトポスと呼ばれ、デビットカードとおなじように口座に入った分だけ引き落とされる仕組み。
ニュージーランドでは現金よりもエフトポスが主流です。
銀行も日本で言う都市銀行、ゆうちょなどのようにいくつかの種類があります。
口座開設時にはパスポート、ビザを持参しましょう。
ここでは3つの銀行をご紹介します。
ANZ
ANZは、日本にも支店がある大手の銀行です。オーストラリアにもあります。
日本で口座を開設することもできます。
Kiwi Bank
Kiwi Bankは、ニュージーランドの郵便局が運営している銀行で、日本でいうゆうちょのような感じです。
ASB
2016年現在、ASBはワーキングホリデービザでは新規口座開設ができないとの情報がありました。
ASBは、オーストラリアにあるCommonwealthとの姉妹会社だそうです。
わたしたちはASBで開設しました(2015年当時は可能でした)。
住居証明が必要でしたが手元にはなく、次の方法で居住を証明しました。
- 書類に住所を書く
- 銀行からその住所宛に郵便を送る
- 郵便が届いたらその郵便物とパスポートを持参して銀行窓口へ行く
IRDナンバーを取得する
IRDとはInland Revenue Departmentのことで、納税者番号のことを指します。
ニュージーランドで働くにはこのIRDナンバーが必要です。
また、IRDナンバーを取得したら銀行にお知らせしましょう。
銀行にIRDナンバーを届けていないと、 最高税率の税金が利息から差し引かれてしまうそうですので、取得後は早めに窓口へ行くかオンラインで手続きをします。
IRD番号の申請は郵便局で申請できると聞いたので行ってみると、IRDと書かれたアプライ用のフォームがありました。
2015年10月以降変更され、郵送での受付となっています。
- 申請用紙
- パスポートの顔写真ページのコピー
- ニュージーランドの銀行口座証明
- 住所証明(ニュージーランドの銀行口座証明に住所が記載されていればOK)
- ワーキングホリデービザのコピー
- 前に住んでいた国のTAX番号などの個人番号(日本ならマイナンバー、オーストラリアならTFNなど)
2015年10月1日からIRDナンバーの取得方法が変わりました。
下記は、2015年10月以降にIRD番号を申請した友人の手続きです。
日本でマイナンバー制度が始まったばかりのためマイナンバー交付前の状態でしたが、次の流れでIRDナンバーを取得しています。
①口頭で下記の説明
- 日本のマイナンバーは、2015年10月から随時発行している新しい制度であること
- 日本の役所に海外転居届けを出しているので住民票登録がなく、マイナンバーをを取得できないこと
②必要書類の提出(郵送)
- 日本の政府がウェブサイトに書いているマイナンバー制度の紹介文をプリントアウトしたもの(英文があったのでそのままコピー&ペースト)
- 口頭で説明した内容を文書に起こしたもの
下記はわたしが申請した2015年9月のフォームです。
名前、生年月日、日本の住所とニュージーランドの住所など、必要事項を記入して提出しました。
現在は郵送での申請なので、必要なパスポートのコピーなどの必要書類(上記参照)は日本で予めコピーを多め持参することをおすすめします。
現地でコピーが必要な場合、Warehouse Stationary、図書館などでコピーをとることが出来ます。
現地で学校に通う方は学校でもできるでしょう。
IRD番号は、だいたい営業日(月〜金)の7〜10日前後でお家に郵便が届くそうです。
営業日の14日を超えても何も届かなかったら連絡するようにと、電話番号も渡されました。
(2015年9月現在)
仕事を決める
ワーキングホリデーで長期間ニュージーランドで生活するにあたり、お仕事をするという方が多いと思います。
お仕事の決め方の定番は
- 求人サイト
- 知人からの紹介
- レジュメ持ち込みで直談判
といったところです。
求人サイト
求人サイトといっても、求人に特化したサイトではなく総合掲示板のようなサイトで求人を募集していることがあります。
上記の家探しの項目でご紹介したサイトでも求人が掲載されていますよ。
- NZ daisuki … 求人も日本語がほとんど。仕事で日本語を使うことも多い。
- Trade me … 総合掲示板。「Jobs」の項目から検索。
- Seek … 求人サイト。サイト内で経歴などを入力すると、おすすめの募集が見られる。
オークランドはニュージーランドのなかでも人口が多いところで、職種を選ばなければすぐに見つかるよと言われていました。
NZ daisukiで見つけた求人に応募すると、本当にすぐに決まったのでビックリ。
応募から採用までは、以下のような流れです。
- 応募先から電話でのかんたんな質問と面接の日程調整
- 面接、トライアル日程の調整
- トライアル(実際に数時間働いてみる)
- 採用
書類選考で通過した場合には電話がかかってくることが多いので、複数の求人に応募した場合は会社名を確認して間違えないように話しましょう。
また、Facebookのコミュニティで求人募集のポストがあることもあります。
知人からの紹介
ニュージーランドの求人は、募集を出さないこともあります。
求人を出すにも手間や費用がかかることがあるので、まずは知人など身近なところで適任がいないか探すことも多いのです。
そのため「仕事を探している」ということをいろんなひとに伝えておくと、思わぬところから情報が入ってくるかもしれませんよ。
レジュメ持ち込みで直談判
意外と多いのがこちらのパターン。
カフェやレストランなど、レジュメ(履歴書)を直接持ち込んで直談判するパターンです。
Webサイトの求人は出していなくても、お店に「Staff Wanted」などと募集のチラシを掲げているお店もよく見かけます。
また、もしもそのような募集のチラシがなくても「働いてみたい」と思ったお店には直接アピールしてみましょう。
やる気が認められて好きなところで働けるかもしれません。
番外編 SNSを経由してお仕事ゲット
Instagramを経由してバリスタの仕事を掴んだという方がいます。
その方は自分のInstagramにラテアートの写真と、仕事を探しているという内容を載せており、それを目に止めたカフェの方が「うちのカフェで働きませんか?」とメッセージを送ったというものです。
と、おもしろい方法だなと思いました。
生活環境を早めに整えて快適なスタートを
ワーキングホリデーで新たな生活を始めるにあたり、どんなことをしたら良いのか、なんとなく伝わったでしょうか?
- 家を決める
- バンクアカウント(銀行口座)を作る
- IRDナンバーを取得する
- 仕事を決める
ササッと済ませておけば、残りの期間をたっぷり充実させることが出来ます。
ちょっぴり手間のかかることを早めに終わらせて、快適にワーホリをスタートさせましょう!
with LOVE, nana