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オーストラリア ETAS はトランジットでも必要? 乗継ぎ時の観光ビザの取得方法

こんにちは、ナナ(@nana_in_nz)です。

旅行で長距離を移動する時、飛行機の乗換え・乗継ぎが発生することがありますよね。

 

わたしも、今回ニュージーランドから日本へ帰る時にオーストラリアのシドニーで乗換えがありました。

 

オーストラリアの滞在といっても、空港からも出ないしたった4時間だからビザは必要ないと思っていたんですが…

なんと、オーストラリアは乗継ぎでも場合によっては観光ビザ(日本のパスポートがあれば電子ビザETASでOK)が必要だったんです!

 

空港のチェックインカウンターで優しいおにーさんに教えてもらったところ、一回に全部まとめて発券したものではなく、自分で別々に航空券を購入しているために「乗継ぎ」とみなされないそう。

 

nana
nana
乗れないと帰れないなんて最悪!絶対帰ってあゆちゃんに会う!!!

こうしてその場で電子ビザの取得を完了させました。

 

ETASはとっても簡単に取得できるので、わたしのように空港で足止め食らう可能性に怯えることがないよう事前にしっかり準備しておきましょう。

乗り継ぎでオーストラリア入国時にビザが必要なの?

オーストラリア大使館のホームページによると、日本のパスポートを持っている場合は下記条件を満たせばビザなしで入国できるとありました。

  • you arrive in Australia by aircraft, and
  • have a confirmed ticket to leave Australia to travel to a third country by aircraft within 8 hours of arriving, and
  • have valid travel documents to enter that country, and
  • you must not need to clear immigration or leave the airport transit lounge except to continue your journey

(出典:Travellers eligible to transit without visa)

オーストラリアから8時間以内に出国するチケットを持っていて、空港内に留まる場合にはオーストラリアのビザを取得する必要はありません。

 

ということですが、わたしの場合はどうだったのか?

  • オークランド→シドニー→東京までのチケットを持っている
  • シドニーでの滞在予定時間は、約4時間
  • オークランド→シドニーのチケットとシドニー→東京のチケットは別の航空会社
  • 預け荷物はなし(機内持ち込み手荷物のみ)のため、預け荷物ピックアップは必要なし

際どいところではありますが、実はそれぞれの航空券を一括予約ではなくバラバラで予約していたんですね。

そのためオークランド→シドニー間のニュージーランド航空では、「オーストラリアに滞在する」と解釈されていたためオーストラリアに入国するためのビザが必要だったんです。

オーストラリアへのフライトではビザが明確でないと発券できない

出発時は入国審査が必要かどうか曖昧だったのですが、上記の「移民局審査を通る」の部分が引っかかったので、12月27日の夜に慌てて申請しました。

ところが年末年始というのもあるのか、ビザ発行ページの「更新日」が一向に更新されず・・・出発日1月2日になっても、更新日が12月27日のままだったんです。

 

nana
nana
とりあえず申請はしたんだしなんとかなるかな〜

と思ってそのまま空港へ行きマシンでチェックインを試みます。

 

nana
nana
預け荷物ないし簡単簡単ー!

と思いながら操作していたのですが、ニュージーランド航空のおじさんが近づいてきてマシンの使い方教えてくれました。

 

 

パスポートを読み取って預け荷物確認して終了しておじさんから「はい、これで出発できるよ!行ってらっしゃい!」と言われて、出てきた搭乗券を確認したところ…

フライトチケットが発行できないと書かれたチケット
nana
nana
ってえ??ビザの手続きが完了してないって言われてる?!!

これ出発できないやつだよね・・・??!?

 

いつもマシンでチェックインしたら搭乗券が出てくるはずなのに、今回はこのペラペラが出てきました。

しっかりビザが承認されて初めて発券できるんですね。

オーストラリア 観光ビザ ETAS の取得方法

オーストラリアの観光ビザETASは、日本のパスポートを持っていればオンラインで簡単に申請できます。

方法は、自分で取得するか代行を依頼するかのどちらかです。

  • オーストラリア移民局のウェブサイトから自分で申し込む
  • 申請代行会社または旅行会社に依頼する

 

もう少し詳しく説明してみます。

オーストラリア移民局のウェブサイトから自分で申し込む

オーストラリア移民局のウェブサイトから自分で申し込むには、全ての質問に英語で答える必要があります。

 

パスポートの情報はもちろん、フライトの情報やID(運転免許証など)のアップデート、健康にかんする質問などたくさんありました。

たくさんの質問があって途中で「まだあるのー!?」なんて思いましたが、特別難しいことはありません。

 

$20かかると聞いていたのですが、支払画面が出てきたのに最後に「$0」と表示されて、申請料金はかかりませんでした。

だいたいビザが降りるまでに9〜15日かかるということです。

(結局、今回わたしはフライトまでに間に合わず、次に紹介する代行に依頼することになったんですが…。)

申請代行会社または旅行会社に依頼する

出発直前に申請して、ビザが通ったお知らせのメール。

申請代行会社へ依頼する

オーストラリアのETASを取得するのには申請代行会社または旅行会社に依頼する方法もあります。

わたしが依頼したのはTourist Visa Australiaという会社です。

 

nana
nana
空港で慌てて検索して出てきた会社だったけど、時間がなかったから即決しました!

この会社は2019年1月現在、通常AU$14で24時間以内に結果が来るようです。

 

プロセスを早くしてほしい人へのプランもあり、数時間後にフライトを控えているわたしはPremiumプランを選びました。AU$33で1時間以内に結果が来るというもの。

プランは4種類あり、プロセスが早くなるごとに、基本のAU$14への追加料金が上がります。

  • Standard 24時間以内… No extra fee ($14のみ)
  • Priority 8時間以内… プラス$4($18)
  • Premium 1時間以内…プラス$19($33)
  • Urgent 10分以内… プラス$29(43)

10分以内に結果が来るなんてすごいですよね!!

 

ちなみにわたしは1月2日という祝日に当たる日でしたが、申し込み完了通知を受けてから45分でビザが降りたという結果のメールが届きました。

 

今後のために調べてみたところ、代行会社は日本のサービスも充実しています。

上記2件は評判がよかったですし、たくさんの方が利用されている大手のようです。

英語に自信がなくても、日本語で安心して申し込むことができます。

オーストラリアでの乗継ぎに観光ビザが必要なら事前準備を!

旅行の時、目的地のことはいろいろと手配を済ませても、経由地のビザは忘れがちかもしれません。

とくに数時間のみの乗継ぎで空港から出ないし大丈夫と思っていると…わたしのように当日ちょっぴり慌ててしまうかも。

 

航空券を手配する時ひと続きになっていればあまり心配ありませんが、自分で別々の航空会社の飛行機を手配した場合など、もう一度ビザが必要かどうか確認してみてくださいね。

乗継ぎも含めて楽しく旅行しましょう♡

 

 

with LOVE, nana