【寄稿】もしも海外で大地震に遭ったら?ネパール大地震の例から考えてみた

【寄稿】もしも海外で大地震に遭ったら?ネパール大地震の例から考えてみた


こんにちは。無事に今日を生きているnana(@nanapekota)です。先日ニュージーランドで大地震が起きました。わたしは、オークランドという震源地から1,000キロほど離れた街に住んでいます。被害はありませんでしたが、高層マンションなどでは揺れを感じた人もいるみたいです。

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さて、今回は海外に住んでいて地震が起きたときにどうする?というテーマで、ネパールの青年海外協力隊ブロガー Kei さんから寄稿をいただきました。

 

<鼻歌でも歌いながら行くさ様 寄稿文>

もしも海外で大地震に遭ったら?ネパール大地震の例から考えてみた

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ナマステ!
ネパールの青年海外協力隊ブロガー、 Kei です。

先日、ニュージーランドでマグニチュード7.8の大地震が起きました。

幸いにも、亡くなった方は2名(11月15日現在)と比較的少数になっていますが、津波や地割れも起きて被害は大きいみたいですね。

日本だけでなく、世界中で起きている大地震。
Nanaさんや僕のように、海外に住んでいる日本人も多数いる今、これは他人事ではないですね。
なので、2015年のネパール大地震を例に、今回は海外に住む日本人向けに、「もし海外で大地震に遭ったら?」という視点で記事を書いていきます。

地震が来る前にやるべきこと

地震はいつ来るか分かりません。
だからこそ、「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、準備をしておくことが大切になります。

(1)現地人・日本人コミュニティにつながりをつくっておく

海外に住んでいるのであれば日頃から、コミュニティにある程度のつながりを持っておきましょう。
特に現地人の中で、信頼できる人をもっておくには非常に大切です。
地震が起きると、口コミで情報が回ります。

 
「あそこのエリアは治安が悪化しているから行かないほうがいい」
「あっちの地域は土砂崩れが起きそうだから行ってはいけない」
 

そういった命に関わる重大な情報は人づてで得られるもの。
特に地域に関する情報は、その地域の人達が一番よく知っています。
なので、信頼できる現地の人とつながりをつくっておくのが大事です。

日本人コミュニティもつながりを持っておくと安心です。
「せっかく海外にいるのに、日本人コミュニティにどっぷり浸かりたくない」っていう人もいると思います。
ただ、大地震などの有事の際に、言葉の壁がなくてスムーズにコミュニケ―ションが取れる人がいると精神的に楽になるのは言うまでもないでしょう。

日頃から、現地人・日本人コミュニティにつながりを持っておくといざというときに安心です。

(2)現地の日本大使館に在留登録をしておく

日本大使館で在留登録もすませておきましょう。
地震などの有事の際に、日本語でメールなどの連絡が来るのは非常にありがたいです。
役立つ情報を得る手段として、必ず在留登録をすませておくことをおすすめします。

特に語学に不安があるうちは、絶対にやるべきでしょう。
デメリットは特に見当たらず、メリットしかないので地震などに備えても、やっておくべきことの1つです。

(3)簡易的な太陽光発電など非常時の使えるグッズも買っておく

地震が起きると怖いのが、停電や断水。
簡単につくれる食料品や水がないとめちゃ困ります。
被災したネパールの協力隊員も、備蓄品がなくてかなり困ったそうです。

またそれ以外にも非常時に役立つグッズもあると安心です。
僕が日頃から個人的に使っているのは、こういったソーラーチャージャー。

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Amazonより引用

携帯電話など小型の電子機器であれば、太陽光で充電することができます。
こういったものがあると本当に安心。
特にネパールのような途上国だと、インフラがそもそも安定していないので、日常的にも活用できます。

地震が起きている真っ只中でやるべきこと

これに関してはやるべきことは1つです。
外の広いスペースに出て、身の安全を確保してください。

日本ほど大地震が頻発する国はありません。
よって、海外では日本ほど地震に対する備えができていないことが多いです。
例えば、日本ではタンスや食器棚の上に、突っ張り棒をしている家が多いはず。

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Amazonより引用

でも海外ではなかなかこういったものはありません。
よって、食器棚やタンスなどが平気で落ちてくることが考えられます。
ネパール大地震でも、そういった大きなものが倒れまくって、家の中がぐちゃぐちゃになってしまった家庭が多々ありました。

よって、迅速に広いスペースのある場所に避難して、身の安全を確保しましょう。


地震後にやるべきこと

地震が発生した後に、やるべきことをリストアップしてみます。
時系列順になっています。

(1)日本に住む家族に、LINEやFacebook、メールで無事であることの連絡をする

身の安全の確保ができたら、
まず第一に日本の家族と連絡を取りましょう。


発生してからしばらくたつと、携帯電話回線がパンクしたり、停電でWifiが使えなくなったりします。
そして日本での情報は全然詳細が分からないのでご家族もめちゃくちゃ心配します。
よって、可能な限り早く家族に連絡をしましょう。

今は国際電話などしなくても、インターネット環境さえあれば、無料ですばやく連絡が取れる時代です。
一言でいいので、無事であることを伝えましょう。

(2)なるべく1人にならないで誰かといるようにする

地震後は余震も何度もやってきます。また精神的にもかなりの不安状態に襲われます。
よって、信頼のおける人と連絡を取って、なるべく1人でいないようにしましょう。
こういったときのために、現地や日本人コミュニティの中でつながりをつくっておくことが大切になります。

備蓄の食料品がない場合、携帯の電池が切れてしまった場合など、助けあればお互いの困りごとも解決できるかもしれません。

また地震直後は、治安が急速に悪化する場合もあります。
地震での混乱に便乗して、強盗なども家に侵入してくる可能性も十分に考えられます。
よって、やはりなるべく1人にはならずに過ごすことが大切です。

(3)「自分のできること」をする。無理は絶対にしない

地震というと、すぐに思い浮かぶのが「支援」という言葉。
何かしなきゃいけないという焦燥感にかられる人もいるでしょう。

でも、「自分のできること」をするのが一番大切です。
何よりも大事なのは無理をしないこと。
特別な資格なんて必要ありません。インターネットが生きてたら、日本人の視点で現地の情報を発信するとかいくらでもできることはあるはずです。

でも無理だけはしちゃいけません。
ただでさえ海外生活はストレスがかかるもの。
地震などの有事の際は尚更、精神的な疲れが襲ってきます。

そうして体調を崩してしまったら、自分だけでなく他の人にも迷惑をかけてしまいます。
個人的には、帰れるのであれば、一旦日本に帰国するのも手だと思います。
支援物資にも数が限られていますし、現地にいると自分の分を現地の人が受け取れなくなったりしますからね。
そうして帰国して、募金などを集めてまた現地に戻った時に還元するなどをすれば、現地の人にはできない貢献ができます。

日本に帰って地震の経験談を話すことも立派な支援活動ですよ。

まとめ:海外で地震に遭ったら「準備」・「命確保」・「できること」が大事

海外で地震に遭ってしまったら、やるべきことは3つ。

まずは、現地でのつながりづくり、食料品確保、大使館への登録など事前に準備をしっかりしておくこと。
地震が起きている最中は、命の確保を最優先すること。
地震後は家族への連絡を忘れず、「自分のできること」を無理せずやること。

これが海外で地震に遭ったときにやるべきことです。

ニュージーランドの地震も気になります。
被害が少しでも小さいものになるよう、ネパールからもお祈りしています。

ブログ「僕はネパールを変えることができない」もやってます!

27-1jvkeikawakita
読んでいただきありがとうございました!

最後まで読んでくれたあなたはぜひ、僕のブログにも遊びに来てください!
ネパールでの生活や青年海外協力隊の話はもちろん!
生き方に悩める20代が一歩踏み出したくなるブログです。
「僕はネパールを変えることができない」

ちなみに、ネパール大地震の際の在住日本人の対応をもっと知りたい方はこちらをどうぞ。「途上国滞在中に大地震に遭ったらどうしますか?」~ネパール大地震で被災した青年海外協力隊の事例から~


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